【スタプレ】古着ヴィンテージの年代判別‐フレアパンツのコーデやサイズ感も
スタプレの年代判別が知りたい
フレアパンツのコーディネートが知りたい
アクションスラックスとの違いとは？
このような方におすすめです。
皆さんは、リーバイスの「スタプレ」をご存知でしょうか？
スタプレは、リーバイスが展開するスラックスとワークパンツの中間のような一本。見た目はきれいめなのに、ガシガシ穿けて、お手入れもほとんどいらないという優れものです。
今回は、そんなスタプレの年代の見分け方やコーディネート、サイズ感について、詳しく紹介していきます。
リーバイスのスタプレとは
リーバイスの「スタプレ」は、1964年に誕生しました。
正式には「STAYPREST（ステイプレスト）」と呼ばれ、「スタプレ」はその略称。アイロンいらずのパンツとして1960年代のアメリカで一世を風靡します。
ちょうどこの時代は、家庭用の洗濯機や乾燥機が普及しはじめたタイミング。洗濯しても乾燥してもシワにならないスラックスが欲しい──そんな時代のニーズに応えて開発されたのが、このスタプレだったんです。
デザインは、スラックスとワークパンツの中間のような立ち位置。ドレス寄りのスタイリングにも、ちょっとカジュアルなきれいめコーデにもフィットしてくれる、万能な一本です。
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スラックスとしてもワークパンツとしても優秀
リーバイスのスタプレは、スラックスとしてもワークパンツとしても優秀な一本です。
ズボンの真ん中に入った「センタープレス」によって、ワークパンツでありながら上品な印象に仕上がっています。このセンタープレスが半永久的に消えない──それこそがスタプレ最大の特徴です。
さらに、ややワイドなシルエットのおかげで可動域も広く、動きやすさも◎。体を動かす場面でもストレスを感じにくい設計になっています。
きれいめなのに、どこか古き良きアメリカの空気を感じさせる。そんなカジュアルなムードも、スタプレの魅力のひとつです。
洗濯、乾燥をしてもシワにならない
綿59%、ポリエステル40%、ポリウレタン1%の混紡素材で作られた生地は、洗ってもシワになりにくいのが特徴です。
センタープレス部分には樹脂加工が施されており、水に通しても折り目が消えにくくなっています。アイロン要らずで、手入れがとにかく楽。扱いやすさも、スタプレが長く愛されている理由のひとつです。
フレアシルエットでモダンな印象
モダンなフレアシルエットと、ハリのあるセンタープレスによって、全体がすっきりとした印象にまとまります。きれいめなコーディネートとも相性バツグン。
ほどよく広がる絶妙なフレアラインは、ブーツと合わせることでグッと大人っぽく、上品なスタイルに仕上がります。
ぜひ、お気に入りのブーツと合わせて楽しんでみてください。
リーバイスのスタプレを使ったコーデ
スタプレは、おしゃれなワイドテーパードシルエットが魅力。シャツやスウェットを1枚でさらっと合わせても、物足りなさを感じさせず、バッチリ決まります。
ワークパンツなのに、野暮ったさは一切なし。全体にスッキリとした印象があり、きれいめな着こなしにもなじみやすい一本です。
また、絶妙な丈感のおかげで、お気に入りのシューズがしっかり映えるのもポイント。革靴との相性も抜群です。
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リーバイスのスタプレの年代判別
リーバイスのスタプレは、年代によって少しずつ表情が異なります。
タグのデザインやジッパー、バックポケットのタブなど、細かなディテールから年代を判別することができます。
ここからは、各年代ごとの特徴とディテールの違いについて紹介していきます。
【1964年〜1970年代初頭】
この時期のスタプレには、®（レジスターマーク）の入ったタグが付きます。これは、60〜80年代を代表するデザインとして知られています。タグの下部には「NEVER NEEDS IRONING（アイロン不要）」の表記入り。スタプレの象徴的なキャッチコピーです。
また、60〜70年代の個体には「BIG E」タブ（Levi’sの“E”が大文字）が付き、ヴィンテージを見分けるうえでの代表的な要素となっています。
ジッパーには、60年代に多く使われていた「棒タロン（棒TALON）」が採用されています。引き手が棒状になっており、現行品とは異なるクラシックなディテールが魅力です。
【1970年代後半〜1980年代】
70年代後半から80年代にかけて、スタプレのタグは引き続き®（レジスターマーク）のデザインが使用されていますが、特徴的なのは「BIG E」から「small e」へと変化したことです。
また、タブのカラーリングは多様で、黒地のものもあれば、オレンジタブのものも見られます。これも年代やロットによって変わるポイントのひとつです。
ジッパーには「42 TALON」が使用されていることが非常に多く、この時期のスタプレならではのディテールです。
【1980年代〜1990年代】
80年代に入ると、スタプレのサイズ表記タグのデザインが一新されます。これにより、70年代のものとは少し印象が異なるため、年代を見分けるひとつの目安となります。
ジッパーに関しても変化があり、70年代の「42 TALON」から、80年代には「SCOVIL（スコービル）」ジップがよく見られるようになります。この変更は、スタプレの時代ごとの細かな変化を感じさせるポイントです。
リーバイスのスタプレの製品情報とサイズ感
ここからはリーバイスのスタプレの製品情報とサイズ展開をご紹介いたします。ネットで購入する際は生地感やサイズ感をしっかりと吟味したうえで購入するのがおすすめです。アマゾン、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどでチェックして見ましょう。
| 価格 | 11,000円前後 |
| 素材 | 65% ポリエステル, 35% 綿 |
| 生産国 | 不明 |
| 洗濯 | 可 |
価格について
価格はおおよそ11,000円前後で、タフな生地感やシルエット、洗濯後の手入れ不要な点を考慮すると、10,000円前後で購入できるパンツとしては非常にコストパフォーマンスが高いアイテムです。
洗濯について
スタプレは洗濯機でガンガン洗って使うのがオススメです。防シワ加工が施されており、洗濯しても形がしっかりとキープされるので、特に問題はありません。
サイズ展開とサイズ感について
| サイズ (W/L) | ウエスト | 股上 | わたり幅 | 股下 | 裾幅 |
|---|---|---|---|---|---|
| W28 / L28 | 74cm | 28cm | 30.5cm | 71cm | 25.5cm |
| W29 / L28 | 78cm | 28.5cm | 31.5cm | 71cm | 25.5cm |
| W30 / L28 | 80cm | 30cm | 32cm | 71cm | 27cm |
| W32 / L28 | 86cm | 30.5cm | 33.5cm | 71cm | 28cm |
| W34 / L28 | 91cm | 32cm | 35cm | 71cm | 29cm |
| W36 / L28 | 94cm | 32.5cm | 36.5cm | 71cm | 30cm |
サイズ感はウエストに合わせて選ぶと間違いないでしょう。参考までに、身長173cm、62kgの私は30インチを選びました。
フレアシルエットを強調したい場合は、少し大きめを選んでベルトで調整するのもカッコよく決まります。
まとめ 〜使ってみた感想・レビュー〜
リーバイスのスタプレは、キレイめなコーデからカジュアルなコーデまで幅広く使えるため、非常に重宝しています。洗濯してもシワになりにくく、センタープレスも消えないため、使い勝手は抜群です。例えば、彼女の家族や親戚に会う時など、ちょっとしたキレイめスタイリングが求められるシーンにおすすめです。
スタプレは、リーバイスのキレイめなワークパンツとして、防シワ加工が施されており、手入れも楽にできます。特にキレイめなコーデを組みたい時に非常に便利です。
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