【M47とは】サイズ感やコーデ、おすすめのレプリカモデル紹介 ワイパー、シービーズ、ベルジャックなど

・M47ってどんなパンツなの?
・コーデやサイズ感が知りたい
・おすすめのレプリカモデルが知りたい!
このような方におすすめの記事です。
服好きの間で人気を誇るM47パンツ。カーゴパンツにありがちな野暮ったさを感じさせず、非常にコーディネートしやすいと評価されています。近年、価格が高騰しているのも納得のアイテムです。
この記事では、M47の基本情報からおすすめのレプリカモデルまでを詳しくご紹介します。
M47とは
M47は1947年にフランス軍で採用されたカーゴパンツで、その洗練されたシルエットは、フランスのメゾンブランド・マルジェラにサンプリングされるほどです。
現在では、実際にフランス軍で使われていたM47の価格は高騰し、サイズが大きいものでも3万円を超えることがほとんどです。
では、M47がなぜここまで人気のあるカーゴパンツとなったのか、その秘密を解説します。
シルエットが良くコーデしやすい
M47の人気の秘密は、その洗練されたシルエットです。カーゴパンツにありがちな野暮ったさを感じさせず、M47はどんなコーデにも合わせやすく、キレイに履ける点が魅力。現代の洋服とも違和感なくマッチし、当時のフランスのデザイン力の高さを感じさせます。
この投稿をInstagramで見る
前期タイプと後期タイプの違いとは?
M47には大きく分けて前期タイプと後期タイプがあります。厳密に言えば、さらに細かく分類することができますが、古着屋でよく見かけるのはこの2つのタイプに分けられることが多いです。どちらのタイプかを見極めることで、より深くM47の魅力を知ることができます。
前期タイプ

・トップボタンが2つ
・生地がコットンツイル
・ドカンと太いストレートシルエット
後期タイプ

・トップボタンが1つ
・生地がヘリンボーンツイル
・きれいなテーパードシルエット
M47の縫製技術はマルジェラにもサンプリングされたほど
M47の隠れた魅力として語られるのが、その縫製の丁寧さです。カーゴパンツとしては異例とも言えるほどしっかりと作り込まれており、実際にマルジェラがこの縫製を際立たせるために、M47を裏返しにしてランウェイで使ったという逸話も残されています。
細部まで丁寧に仕立てられた縫製からは、当時のフランスのものづくりに対する真摯な姿勢が伝わってきます。
様々なサイズがあるが日本人サイズは希少
もちろん、M47カーゴパンツにもサイズ展開があります。タグに記載されているサイズ表記は、左側がレングス(股下)、右側がウエストを示しており、写真のモデルは最小サイズです。
古着市場で多く出回っているのは「35サイズ」。こちらは実際に履いたときの感覚で言うと、XL〜XXL相当のゆったりとしたサイズ感になります。

実は、この最小サイズ「11サイズ」が、日本人の体型に最もマッチすると言われています。しかしながら、このサイズは市場にほとんど出回らない“幻のサイズ”。希少性の高さから、価格は5万円〜10万円を超えることも珍しくありません。
M47のおすすめレプリカモデル3選
M47の“マイサイズ”を古着屋さんで探している方も多いのではないでしょうか。しかし、自分にぴったりのサイズとなると、価格が高いのはもちろん、そもそも出会えないこともしばしば。
そこでここからは、手頃な価格で理想のサイズにも出会いやすい、レプリカモデルをご紹介していきます。
Waiper(ワイパー)のM47
Waiper(ワイパー)は福岡県に拠点を置くミリタリーショップ。オリジナルの復刻にも力を入れており、同店で手がけられるミリタリーアイテムは、当時のディテールを忠実に再現した完成度の高さが魅力です。
SEA BEES(シービーズ)のM47
SEA BEES(シービーズ)は京都に拠点を置くミリタリーショップ。こちらもオリジナル軍モノの復刻に力を入れており、再現度の高さはもちろん、手に取りやすい価格帯にも定評があります。
BERJAC(ベルジャック)のM47
Berjac(ベルジャック)はフランスのファクトリーブランド。価格はやや高めですが、本国フランス製にこだわる方にはぜひおすすめしたい復刻ブランドです。
まとめ
今回はM47の魅力や人気の理由、そしておすすめのレプリカブランドをご紹介しました。フランス軍に採用された名作パンツは、今もなお多くの人を惹きつける存在です。オリジナルは高騰していますが、ワイパーやシービーズ、ベルジャックといったブランドから手に取りやすい復刻モデルも展開されています。
気になった方はぜひ一度チェックしてみてください。

M47を手に入れてその魅力を実際に体感してみてください。
コメント