【リー】カバーオールのコーデやサイズ感、ヴィンテージ古着の年代判別方法を解説!ヒッコリーがおすすめ?

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【リー】カバーオールのコーデやサイズ感、ヴィンテージ古着の年代判別方法を解説!ヒッコリーがおすすめ?

リーのデニムカバーオールってどうなの?

コーデやサイズ感、年代判別方法について知りたい!

このような方におすすめです。

リーのカバーオールは、ワークウェアの実用性とファッション性を兼ね備えた定番アイテム。その無骨さと洗練が共存するデザインは、幅広いコーディネートで活躍し、ヴィンテージ市場でも高い人気を誇ります。特にヒッコリーストライプは、シンプルながらもアクセントになる柄としておすすめです。

本記事では、コーディネートのポイントやサイズ感、さらにヴィンテージ古着の年代判別方法まで、リーのカバーオールの魅力を徹底解説します!

LEE(リー)とは?

リー(LEE)は、1889年にアメリカ・カンザス州で設立された老舗のワークウェアブランドです。創業者のヘンリー・デヴィッド・リーによって生み出されたこのブランドは、耐久性と機能性に優れた製品を展開し、特にジーンズやオーバーオール、カバーオールなどで広く知られています。

アメリカの労働者の間で高い支持を集める一方、時代とともにそのスタイルがカジュアルファッションとして定着し、世界中で愛されるブランドへと成長しました。象徴的な「ストームライダー」ジャケットやヒッコリーストライプのカバーオールなど、数々の名品を通じてワークウェアの枠を超えた魅力を発信し続けています。

 

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リーのカバーオール「ロコジャケット」の魅力

1921年、鉄道工員向けの作業着として誕生したリーのロコジャケットは、ワークウェアの伝統を受け継ぎつつ、現代のトレンドにもマッチする一着です。ここでは、その魅力を3つのポイントに分けて詳しくご紹介します。

1. ワイドなボクシーフィットが生むトレンド感

ロコジャケットの特徴的なシルエットは、袖や身幅に余裕を持たせたワイドなボクシーフィット。これにより、動きやすさを確保した無骨なワークウェアの雰囲気を残しながらも、オーバーサイズで着ることができるため、現代的なトレンドにマッチするバランス感が魅力です。

2. 実用性とデザイン性

ロコジャケットを引き立てる重要なポイントが、随所にあしらわれた金ボタンです。刻印されたブランドロゴが歴史を感じさせ、シンプルなデザインに上品さをプラス。

また、ロコジャケットには、フロントに4つのポケットが配置されています。大きめの胸ポケット2つと腰ポケット2つがあり、小物の収納に便利で、日常使いでも頼りになる実用性が魅力。この細かなディテールは、長年愛されてきた理由の一つといえるでしょう。

3. 経年変化の楽しみ

さらに、デニム素材特有の経年変化が、長く着るほどに味わい深い表情を生み出します。この風合いが増していく過程も、ロコジャケットを所有する楽しみの一つです。

リーのカバーオールを使ったコーデ

リーのカバーオールは、コーディネート次第でラフにもスタイリッシュにも仕上がる万能アイテムです。そのクラシックなデザインを活かした着こなしをいくつかご紹介します。

ラフなTシャツとハットのコーデ

カバーオールの無骨さを程よく活かしたラフなスタイルには、シンプルなTシャツをインナーに選ぶのがおすすめです。ホワイトや無地のカラーTシャツは、カバーオールの存在感を引き立てつつ、カジュアルな印象を演出します。

さらに、ハットを合わせることでアクセントを加えつつ、足元はスニーカーやキャンバスシューズを選べば、抜け感のあるスタイリングが完成します。

 

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デニムオンデニムのコーデ

デニム素材のカバーオールを主役にしたデニムオンデニムのスタイルも、ワークウェアらしい雰囲気を楽しむのに最適です。カバーオールと同系色のジーンズを選ぶと統一感が出る一方、少し色落ちしたジーンズや異なるトーンのデニムを合わせると奥行きのあるコーディネートに。
インナーにはボーダーシャツやチェックシャツを選ぶと、ヴィンテージ感やアメカジの魅力をプラスできます。足元にレザーシューズを取り入れれば、大人っぽく仕上がります。

 

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リーのカバーオールのサイズ感

サイズ 着丈 胸囲 肩幅 袖丈 裄丈 裾囲
XS 68 110 44 59 81 110
S 70 115 46 60.5 83.5 115
M 72 120 48 62 86 120
L 74 125 50 63.5 88.5 125
XL 76 130 52 65 91 130

Leeのカバーオールはワークウェアらしいゆとりのある設計が特徴です。普段着として適度にリラックスしたシルエットを楽しみたい方は、ジャストサイズを選ぶと程よい余裕が生まれます。

一方、トレンド感のあるゆったりとしたスタイルを目指すなら、ワンサイズ上を選ぶのがおすすめです。特に袖や肩回りの余裕が増えるため、インナーに厚手のセーターやパーカーを着込んでもストレスなく動けます。

どんなサイズでも、Leeならではの丈夫な生地感とヴィンテージライクなデザインがコーディネートを引き立ててくれるでしょう。

ヒッコリーがおすすめ?

デニムカバーオールにヒッコリーをおすすめする理由は、そのデザインの魅力にあります。ヒッコリーはワークウェアの象徴ともいえるストライプ柄で、厚手のツイル素材が特徴です。

この柄は炭鉱での作業時に、汚れが目立ちにくいように考案され、作業着として長年愛用されてきました。そのような歴史がありながら現代ではファッションとして、根付いています。

また、ヒッコリーという名前は、北アメリカ原産のクルミ科の木に由来し、その木肌に似たストライプ模様が名前の由来の一説とされています。こうした歴史や背景が、ヒッコリー素材に独特の魅力を与えています。機能性だけでなく、伝統とストーリーを感じられる点でも、デニムカバーオールにぴったりの素材といえます。

ヴィンテージ古着の年代判別

Leeの名作ワークジャケット「91-J」は、長い歴史の中で細かなディテールやタグデザインに変化を遂げてきました。年代ごとの違いを知ることで、ヴィンテージの魅力をより深く味わうことができます。

本記事では、91-Jのタグデザインを中心に、各時代の特徴を詳しく解説します。時代背景を感じながら、自分だけの一着を見つけるヒントにしてみてください。

 

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1920年代~1930年代前半:初期ハウスタグ

この時期はタグに家のマーク(ハウスマーク)が特徴で、タグデザインの変化が細かく見られます。タグは襟の上に縫い付けられ、モデル名「91-J」とサイズのみが記載されたシンプルなデザインです。

1938年~1946年:後期ハウスタグ

  • ハウスマーク内に「SANFORIZED」の表記が追加され、より情報量が多くなります。
  • 「Lee」のロゴの「e」が斜め上を向いているのがこの年代の大きな特徴です。
  • タグの位置が襟部分からうなじ部分に移動する傾向があります。

※「e」が平行のものも有

1947年~1950年代前半:斜め「e」から水平「e」への移行期

  • ハウスマークが消え、ロゴデザインがシンプルになります。
  • 「Lee」のロゴが水平になり、「L」の字体の下線端が外に跳ねています。
  • タグには「JELT DENIM」や「SANFORIZED」の表記が斜めまたは水平で入ります。

この時期はタグの字体や記載内容に細かいバリエーションがあるため注意が必要です。

1950年代後半~1960年代初頭:三角タグ(リボンタグ)への変更

  • タグの形状が四角から三角に変更されます。
  • 胸ポケットに「ピスネームタグ」が付くようになります。
  • ボタンには「ロングL」と呼ばれるデザインが使われていますが、60年代になるとボタンサイズが小さくなります。

1960年代中期:タグに「®」マークが追加

  • 「Lee」ロゴの横に「®」マークが追加されます。
  • タグデザインは四角形に戻りますが、字体がやや細くなり、「L」の下線端が直角にはねるようになります。
  • モデル名とサイズ表記が横一列から2段表記に変更される点が大きな特徴です。

1970年代前半:M.R.マークが登場

  • 「®」マークの横に「M.R.」マークが追加されます。
  • タグ上部の「UNION MADE」が下部に移動し、「UNION MADE IN U.S.A.」の表記となります。

1970年代中期以降:タグの簡素化

  • 「SANFORIZED」「UNION MADE IN USA」の表記が引き続き入りますが、ロット番号が消え、全体的にシンプルなデザインに。
  • 80年代以降は「Lee」「®」「M.R.」「MADE IN USA」の表記のみとなり、よりミニマルなタグとなります。

まとめ

Leeのカバーオールは、ワークウェアの実用性とヴィンテージならではの味わいを兼ね備えた一着です。ヒッコリーストライプの独特な柄や耐久性は、日常使いだけでなくファッションアイテムとしても人気があります。

サイズ選びやコーディネート次第で、カジュアルからヴィンテージスタイルまで幅広く楽しめるのも魅力です。さらに、年代ごとのタグの違いを知ることで、ヴィンテージアイテムの奥深さを実感できるでしょう。

お気に入りのLeeカバーオールを見つけて、自分らしい着こなしを楽しんでみてください。

 

 

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