【インバーアラン】定番アランニットの魅力とサイズ感|モデルの違い・タグ・取扱店まとめ

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【インバーアラン】定番アランニットの魅力とサイズ感|モデルの違い・タグ・取扱店まとめ

インバーアランってどうなの?

サイズ感やモデル事の違いなどについて知りたい!!

このような方におすすめの記事です。

英国の伝統を受け継ぐハンドニットブランド「インバーアラン」。重厚な編み地と独特の存在感で、冬の定番ニットとして長く愛されています。この記事では、インバーアランの魅力やサイズ感、モデルの違い、タグや取扱店について詳しく紹介します。

インバーアランとは?

インバーアランは、1975年にスコットランドで創業したハンドニットメーカーです。大量生産では表現できない手編みの風合いにこだわり、熟練した職人が一枚ずつ丁寧に編み上げています。

同ブランドの代表作である「アランセーター」は、アイルランドのアラン諸島で生まれた伝統的なニット。もともとは漁師たちが着ていた防寒着「ガンジーセーター」をもとに発展したもので、厳しい自然環境に耐えるための実用性と、独特の編み模様を兼ね備えています。

インバーアランは、その歴史ある技術を現代に受け継ぎながら、世界でも指折りの品質を誇るハンドニットブランドとして高く評価されています。

インバーアランの魅力とは?

クラシックなハンドニットの代名詞として知られる〈インバーアラン〉。創業以来、すべての製品を職人の手で編み上げる姿勢を貫いており、その完成度の高さから世界中のブランドやファッション関係者からも高い信頼を得ています。ここでは、そんなインバーアランの魅力を3つの視点から紹介します。

世界の名ブランドも認めた確かな品質

インバーアランは、その卓越した技術と完成度の高さから、〈ポロ・ラルフローレン〉のOEM(生産委託)を手掛けることでも知られています。さらに、かつてはデザイナーのクリスチャン・ディオール氏がその品質とデザインに惚れ込み、自ら紹介したことをきっかけに世界へ広まりました。いまでは、ファッション業界のプロからも“ハンドニットの最高峰”と評される存在です。

一枚に込められた職人技と時間

インバーアランのニットは、すべて一人の職人による手編み。1枚を仕上げるのに約90時間、25,000ステッチ以上を要します。しかも製作は工場ではなく、それぞれの職人の自宅で行われており、糸の調達から完成までには約半年もの時間がかかります。

登録されているニッターは約3,000人。技術に応じてA〜Cのランクで管理され、複雑な編み柄ほど高ランクの職人が担当します。仕上げられたニットには、担当した職人のサインが入ったタグが付けられ、まさに“一点もの”としての価値を証明しています。

伝統的な糸とハンドメイドならではの個性

使用される糸は、100年以上の歴史を持つ英国産アラン糸をはじめ、シェトランド、ツイード、ブルーフェイス、カシミヤなど多彩。特に未脱脂ウールは天然の油分を含み、防風性や撥水性にも優れています。

ハンドニットゆえに、同じサイズ表記でも仕上がりに微妙な違いが出るのも特徴。これこそが、機械編みにはない“人の手の温もり”であり、インバーアランのニットが多くのファンを惹きつける理由でもあります。

インバーアランの代表的モデル紹介!

インバーアランのニットは、アラン編みをベースにネックデザインやシルエットで異なる表情を楽しめます。代表的な4モデルを紹介します。

1A Crew Neck(クルーネック)

最もベーシックな定番モデル。前開きのないシンプルなセータータイプで、アラン編みの立体感をしっかりと味わえます。最初は目が詰まってややタイトに感じますが、着るほどに編み目が開き、体になじむように変化していきます。インナーとしても使いやすく、長く愛用できる一枚です。

3A Lumber Cardigan(ランバーカーディガン)

インバーアランの象徴ともいえる王道モデル。フロントボタンとショールカラーが特徴で、厚みのある編み地が生み出す重厚感が魅力です。アウターとしても活躍し、手編みならではの立体的な編み柄が存在感を放ちます。クラシックなアランニットの雰囲気を最も感じられるモデルです。

4A Golfer Cardigan(ゴルファーカーディガン)

ノーカラー仕様の前開きカーディガン。首元がすっきりしているため、ローゲージながらも軽やかな印象で着こなせます。シャツの上に羽織るだけで程よい抜け感が生まれ、ジャケット感覚で使える万能モデル。カジュアルにもきれいめにも馴染む一着です。

インバーアランのセーター|サイズ選びのポイント

インバーアランのセーターは職人によるハンドメイドで作られているため、一着ごとに微妙な個体差があります。着込むほど身体に馴染み、自重で多少伸びるのが特徴で、着丈はおよそ5cm、身幅は3cm前後伸びることが多いです。

そのため、少しタイトめかジャストサイズを選ぶのがおすすめです。「少し小さいかな」と感じるくらいのサイズでも、着ていくうちに自然にフィットし、ニットの表情の変化も楽しめます。通販で購入する場合も、この感覚を意識すると安心です。

サイズ 身幅 着丈 袖丈
34(LADIES M) 44cm 58cm 78cm
36(LADIES L) 46cm 61cm 80cm
38(MEN’S S) 48cm 63cm 82cm
40(MEN’S M) 50cm 64cm 85cm
42(MEN’S L) 52cm 66cm 88cm
44(MEN’S XL) 54cm 68cm 90cm

※3Aの平均的なサイズ感

コーディネート例と着こなし

インバーアランのセーターは、定番カラーももちろん素敵ですが、明るい色をアウターとして取り入れるのもおすすめです。シンプルにシャツやブラウスの上にざっくりと重ねるだけで、こなれた印象になります。デニムやチノパンと合わせれば、どんなスタイルでも自然にまとまりますし、ニット帽などの小物と素材感をそろえるとさらにおしゃれに見せられます。

インバーアランのタグ|違いと品質の実際

インバーアランのセーターには主に3種類のタグがあります。色や名前が違うと品質の差が気になる方もいるかもしれませんが、実際にはすべて同じ品質です。ここでは各タグの特徴を簡潔にご紹介します。

日本正規代理店の茶色タグ

茶色のタグは日本国内で正規代理店が扱う製品につくタグで、海外では見られません。並行輸入品との差別化のためのもので、特別なセカンドラインではありません。品質面で他のタグと差はなく、長く着ても問題ありません。

海外流通の緑タグ

緑のタグは日本以外で流通している製品に付いています。海外正規代理店からの製品もこのタグで、品質は茶色タグと同じです。珍しいタグですが、安心して着られます。

STRATHTAY by INVERALLANタグ

「STRATHTAY by INVERALLAN」のタグもあり、名前は変わっていますが品質は従来の製品と全く同じです。セカンドラインではないので安心して選べます。

取扱店|どこで購入できる?

INVERALLAN(インバーアラン)のニットは、実店舗でもオンラインでも購入可能です。手にとって選びたい人も、通販で手軽に買いたい人も安心です。

東京・渋谷 MAIDENS SHOP:メンズラインの取り扱いあり。実物を見てサイズや素材感を確認可能。
大阪・なんば Surf & Tailor MOAT:正規取扱店。実物をチェックして購入できる。
大手セレクトショップ:ビームス、エストネーション、ユナイテッドアローズなどでも取り扱いあり。オンライン購入も可能。
オンラインショップ:楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで「インバーアラン」と検索すると購入可。

実際に使ってみたレビュー

寒さが厳しい冬でも頼れる、インバーアランのアランニット。漁師たちのために生まれた本格的なウールニットならではの暖かさと着心地を、実際に使ってみた感覚で紹介します。

温かさ

真冬でもしっかり温かく、中にシャツやカットソーを重ねれば0度前後の寒さでも問題なし。さすがは漁師の防寒着として作られただけあって、風を通さず体を包み込む感覚があります。

チクチク感

アウターとして着ることが多いため、普段はほとんど気になりません。ただし、肌に直接触れると多少チクチクすることがあります。敏感な方は薄手のインナーを挟むと快適です。

手入れ・洗濯

基本はドライクリーニング推奨。自宅で洗う場合は手洗いで優しく扱い、高温での乾燥は避けること。縮みや型崩れを防ぐため、形を整えて平干しするのが安心です。

まとめ

ハンドメイドならではの温もりと着心地を楽しめるインバーアランのアランニット。タイトめサイズで身体に馴染む感覚を味わいながら、自分だけのお気に入りを見つけてみてください。正規店やセレクトショップ、オンラインで手に入るので、気になったらぜひチェックしてみて。

着心地も見た目も抜群のインバーアラン、気になったら試してみる価値アリです。

 

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