【クロケット&ジョーンズ】オードリーのコーデやサイズ感、経年変化について解説!!オードリー3との違いとは??

クロケット&ジョーンズのオードリーってどうなの??
コーデやサイズ感、経年変化について知りたい!!
このような方におすすめの記事です。
クロケット&ジョーンズの中でも特に人気の高い定番モデル「オードリー」。すっきりとしたシルエットと上品な佇まいで、ビジネスからフォーマルまで幅広く使える一足として知られています。
この記事では、そんなオードリーのサイズ感やコーディネートのコツ、履き込んだあとの経年変化について詳しく解説。あわせて、進化版「オードリー3」との違いもご紹介します。
クロケット&ジョーンズ(Crockett & Jones)とは??
クロケット&ジョーンズ(Crockett & Jones)は、1879年にイギリス・ノーサンプトンで創業した老舗の靴メーカーです。高級靴の聖地ともいえるこの地で、140年以上にわたり品質にこだわったグッドイヤーウェルト製法の革靴を作り続けています。
英国靴らしい端正なシルエットと丁寧なつくりが特徴で、ビジネスからカジュアルまで幅広いラインナップを展開。ジョンロブやエドワードグリーンに比べるとやや控えめな存在ながら、コストパフォーマンスの高さと安定感あるフィット感で「長く付き合える革靴」として愛され続けています。
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名作ストレートチップ「オードリー」──英国靴の美意識を体現する3つの魅力
クロケット&ジョーンズの中でも圧倒的な支持を誇る「オードリー」。洗練されたフォルムと品格を兼ね備えたストレートチップは、ラスト337とともに英国靴の価値観を塗り替えた一足です。なぜこれほど多くのファンを魅了するのか?その理由を、デザイン・革質・ソールの3つの視点から紐解いていきます。
削ぎ落とされた美──ラスト337とミニマルなフォルム
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上質を選び抜く目──極上カーフが生む艶と奥行き
アッパーには、厳選されたボックスカーフやアンティークカーフを使用。特にハンドグレードコレクションでは、膨大なロットの中からさらに上質な素材だけを選び抜いています。黒は深く滑らかな光沢を放ち、ブラウンは透明感あるムラ感と深みのある仕上げが特徴です。いずれも、足を通すたびに革の美しさを再認識できるクオリティです。
革の魅力は使い込むほどに増していきます。経年変化によって艶が深まり、表情豊かなシワや色の濃淡が現れることで、自分だけの唯一無二の風合いに育っていきます。使い手のライフスタイルや手入れの方法によって、革の表情が変化し、味わい深さが増していくのも楽しみのひとつです。
見えない部分に宿る技──ソールとライニングの丁寧な仕事
靴底にはオークバークソールを採用。時間をかけて鞣された堅牢な素材は、グリップ力とクッション性に優れ、日常の歩行にも頼もしさを感じさせてくれます。さらにヒドゥンチャネルや半カラス仕上げなど、職人の手仕事が光るディテールが、目に触れない部分にまで高い完成度を与えています。ライニングの柔らかさも、長時間履いてこそわかる心地よさ。
スーツに映える、クロケット&ジョーンズ「オードリー」のコーデ
クラシックなラウンドトウと控えめなボリューム。クロケット&ジョーンズの「オードリー」は、やはりスーツスタイルに最もよく映える一足です。セットアップでもジャケパンでも、足元に知的な緊張感を与えてくれるのがこの靴の魅力です。
【グレースラックスのコーデ】
グレースラックスに「オードリー」を合わせると、全体が引き締まり、都会的な印象に仕上がります。ネイビージャケットを羽織れば、配色にメリハリが出て、より洗練された雰囲気に。シャツとネクタイは白×ネイビーでまとめると、ビジネスシーンにも適した落ち着きあるコーデになります。
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【ネイビースラックスのコーデ】
ネイビースラックスには、ライトグレーのジャケットを合わせると軽やかな印象に仕上がります。オードリーの控えめな光沢がネイビーの清潔感と好相性で、誠実で端正な雰囲気のコーデが完成します。シャツはサックスブルーや細めのストライプを選ぶと、かたくなりすぎず、ほどよい柔らかさが加わります。
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クロケット&ジョーンズ「オードリー」のサイズ感と選び方【着用レビュー付き】
クロケット&ジョーンズの定番ラスト「337」を採用したオードリーは、細身でフィット感の強いドレスシューズ。
サイズ選びには足型との相性がとても重要です。
筆者は普段27.0cmのスニーカーを履いており、オードリーではUK8.0がちょうど良いサイズでした。足入れ直後はややタイトに感じましたが、履き込むうちにレザーが柔らかくなり、フィット感が増してきます。
甲高・幅広の方はハーフサイズアップも視野に入れても良さそうです。標準的な足型の方は、普段のUKサイズで問題ないフィット感になります。
下記はサイズの目安と、サイズ感の参考表です。
表記サイズ | 日本サイズ(目安) | サイズ感の目安 |
---|---|---|
UK5 | 23.5cm | やや小さめ |
UK5.5 | 24.0cm | やや小さめ |
UK6 | 24.5cm | 標準 |
UK6.5 | 25.0cm | 標準 |
UK7 | 25.5cm | 標準 |
UK7.5 | 26.0cm | 標準 |
UK8 | 26.5cm | 標準 |
UK8.5 | 27.0cm | やや大きめ |
UK9 | 27.5cm | やや大きめ |
UK9.5 | 28.0cm | やや大きめ |
UK10 | 28.5cm | やや大きめ |
UK10.5 | 29.0cm | やや大きめ |
UK11 | 29.5cm | やや大きめ |
「オードリー」と「オードリー3」──2つのラストで選ぶ理想のフィット感
トレーディングポストでは、日本人の多様な足形に対応するために「オードリー」(ラスト337)と「オードリー3」(ラスト367)の2つのモデルを展開しています。どちらもエレガントなデザインですが、木型の形状が異なるため履き心地やシルエットに違いがあります。フィット感のポイントを押さえて、自分に合った一足を選んでください。
ポイント | オードリー(ラスト337) | オードリー3(ラスト367) |
---|---|---|
ラスト形状 | 細身でシャープ。足全体がスリムに見える。 | 337をベースに改良。踵や土踏まずをホールドしつつゆとりもある。 |
足型の相性 | 足が細めの方に特に合いやすい。 | 標準的な足型にマッチしやすい。 |
サイズ感 | ややタイトに感じることがある。サイズを上げると緩くなる場合も。 | 適正サイズで快適なフィット感を得やすい。 |
シルエット | スリムでエレガント、足元がシャープに見える。 | モダンでスマート、洗練された印象。 |

どちらのラストもそれぞれ特徴的なフィット感を持ちます。細身のすっきりした見た目が好みならラスト337、足全体のホールド感や快適性を重視するならラスト367が適しています。試着時のフィット感を優先しながら選んでみてください。
まとめ
クロケット&ジョーンズのオードリーは、シャープなシルエットと上質な革が魅力のドレスシューズ。ラスト337の細身でエレガントなフィット感は、きれいめのスタイルにぴったりです。経年変化によってレザーの艶が増し、履き込むほどに味わいが深まるのも楽しみのひとつ。オードリー3のラスト367は、程よいホールド感でより快適な履き心地を実現。自分の足に合ったモデルを選び、長く愛用することで、その良さを実感できるはずです。

足元から、大人の格好良さを。ぜひ試してみてください。
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