【ブーツ】徹底解説｜定番種類・おすすめブランド・コーデ術・何月まで履けるか・収納方法

このような方におすすめの記事です。

ブーツはメンズファッションの足元を引き締め、季節感やスタイルに深みを与えてくれる定番アイテムです。ワークブーツやサイドゴアブーツなど種類も多く、カジュアルからきれいめまで幅広く対応可能。

この記事では、メンズブーツの代表的な種類やおすすめブランド、季節ごとの履きこなし、靴下の合わせ方、そして型崩れを防ぐ収納方法まで詳しく解説します。これからブーツを選ぶ方も、長く愛用したい方も必見の内容です。

ブーツとは？（英語・特徴・起源）

ブーツは足首より上を覆う靴の総称で、くるぶし丈から膝丈までさまざま。英語では Boot（複数形は Boots）と呼び、もともとは作業や軍用など、足を守るための実用品でした。

起源は乗馬や戦場、鉱山労働などハードな場面。丈夫な革や厚底ソールで足を保護し、防寒や耐久性にも優れています。現代では、秋冬ファッションの定番として、ミリタリー感のある無骨なモデルから洗練されたドレスブーツまで、幅広く楽しめるアイテムです。

メンズブーツの種類

メンズブーツは形や用途によって印象が大きく変わります。頑丈なワークブーツから、脱ぎ履きしやすいサイドゴアブーツまで、足元を格上げしてくれる5タイプを紹介。コーデの幅や雰囲気も変わるので、自分に合った一足を見つける参考にしてください。

ワークブーツ

頑丈な作りと無骨な見た目が特徴で、もともとは作業用に作られたブーツです。現在ではアメカジコーデの定番として、ジーンズやフランネルシャツと合わせることで、男らしい足元を作れます。長く履くほど味が出るので、エイジングも楽しめる一足です。

チャッカブーツ

くるぶし丈で2〜3つのハトメを持つシンプルなデザイン。スエード素材が多く、カジュアルにもきれいめにも使いやすいブーツです。シャツやニットと合わせて、程よく落ち着いた雰囲気を演出できます。

サイドゴアブーツ

両サイドに伸縮性のあるゴムパネルが付いており、脱ぎ履きがとても簡単。細身のシルエットでスラックスやスキニーパンツにも似合い、都会的で洗練された印象を作ることができます。フォーマル寄りのコーデにも自然に馴染むのが魅力です。

エンジニアブーツ

ベルトやバックルが付いた無骨なデザインで、バイク乗りの足元としても定番です。重厚感があり、カジュアルコーデに力強さをプラスしたいときにおすすめ。デニムやレザージャケットとの相性も抜群です。

ウエスタンブーツ

尖ったつま先や装飾的なステッチが特徴で、もともとはカウボーイの作業靴です。存在感のある足元を作れるので、シンプルなパンツに合わせるだけでもコーデにアクセントを加えられます。アメカジやストリートスタイルにも使いやすい一足です。

おすすめブランド＆定番モデル

ブーツ選びで迷ったら、まずは定番ブランドとモデルを押さえておくと安心です。丈夫で長く使えるものが多く、コーデにも取り入れやすいので、初めての一足にもおすすめ。ここではメンズに人気のブランドと定番モデルを紹介します。

レッドウィング「875」

レッドウィングの代表的なモデル、875は、伝統的なデザインと高い耐久性を兼ね備えたワークブーツです。オイルドレザーのアッパーとヴィンテージ感あるソールが特徴的。タフな作りながらも、履き込むほどに足に馴染んでいきます。

ティンバーランド「イエローブーツ」

ティンバーランドのアイコニックなイエローブーツは、クラシックなワークブーツの代表格。耐水性を備えたレザーと、特徴的な黄色の色合いで、タフでありながらもカジュアルに使いやすいデザインです。

トリッカーズ「ストウ」

トリッカーズのストウは、上質なレザーとシンプルなデザインが特徴の英国製ブーツです。モダンな印象を与えつつ、どこかクラシカルな佇まい。ビジネスシーンにも対応できるスタイルの良さがあります。

ドクターマーチン「8ホール」

ドクターマーチンの8ホールブーツは、特徴的なゴツゴツしたソールと、ロックで反骨的なデザインが魅力です。丈夫でしっかりとした作りで、どんなスタイルにも存在感を発揮します。

クラークス「デザートブーツ」

「デザートブーツ」は、そんなクラークスの中でも「ワラビー」と並ぶアイコニックな一足。砂漠地帯の士官が日常履きとして愛用していたミリタリーブーツに着想を得て生まれたこのモデルは、独創的で無駄のないデザインが魅力です。

エルエルビーン「ビーンブーツ」

ビーンブーツはラバーソールとレザーのコンビが特徴で、雨や雪の日も快適に履ける防水ブーツ。アウトドアやカジュアルスタイルに取り入れやすく、タウンユースにも人気です。

 

メンズブーツのコーデ術

メンズブーツは履くだけでコーデに男らしさをプラス。カジュアルやきれいめ、アメカジまで、スタイルに合わせて幅広く使えるのが魅力です。

カジュアルコーデ

デニムやチノと合わせる場合は、ワークブーツやチャッカブーツが好相性。シンプルながら存在感のある足元になり、休日スタイルにぴったりです。

きれいめコーデ

スラックスやジャケットと組み合わせるなら、サイドゴアブーツやチャッカブーツがおすすめ。ブーツの素材感がアクセントになり、上品さを損なわずにコーデを引き締めます。

アメカジコーデ

チェックシャツや革ジャン、ブーツカットデニムには、エンジニアブーツやウエスタンブーツが似合います。男らしい雰囲気を強調し、バイクスタイルにも自然にマッチします。

ブーツは何月まで履ける？（気温の目安と夏の工夫）

ブーツは秋冬の定番ですが、気温に応じた履き方を意識すると快適さもおしゃれも両立できます。基本的にブーツは秋冬から春先（3月ごろ）までが最適です。

目安として、日中の気温が25℃以上になると少し蒸れやすく感じることがあります。夏場に履く場合は、ヒモを少しゆるく結び、靴下は薄手にして、素足感覚に近い履き心地を意識すると快適です。通気性や軽さを意識して選ぶと、暑い季節でも無理なくブーツを楽しめます。

ブーツの収納方法

ブーツは形が崩れやすく、保管方法で寿命が変わります。型崩れや湿気対策を意識して、長持ちさせましょう。

型崩れを防ぐにはシューキーパーやブーツキーパーで立たせて保管するのが基本です。湿気がこもらない場所に置き、長期保管時は時々陰干しして状態をチェックするのが安心です。

形を保ちつつ効率よく収納したいなら、専用ラックやスタンドの活用がおすすめです。

まとめ

今回ご紹介したブーツは、それぞれに魅力があり、ライフスタイルや好みに合わせて選べるアイテムばかりです。レッドウィングの頑丈さ、ティンバーランドの街やアウトドアでの活躍、トリッカーズの洗練された雰囲気、そしてドクターマーチンの個性的なデザイン。

どれも一度手に入れたら、長く愛用できる頼もしい相棒になること間違いなしです。