【スプリングコート】G2完全ガイド|サイズ感・レビュー・素材の違いとG1との比較まで解説!

スプリングコートのG2ってどうなの?
サイズ感やレビュー、素材の違いについて知りたい!
このような方におすすめの記事です。
フランス発の老舗スニーカーブランド「スプリングコート」。その中でも定番モデルとして知られるのが「G2」です。シンプルで上品なデザインは、ジョン・レノンが愛用したことでも有名。今回はスプリングコート G2のサイズ感やレビュー、素材の違い、G1との違いまで徹底解説します。
スプリングコートとは?
スプリングコート(Spring Court)は、1936年にフランス・パリで誕生したスニーカーブランドです。元々はテニスシューズとして開発され、ソールに通気孔を備えた独自の構造で快適な履き心地を実現しました。シンプルで上品なデザインは長く愛され、カジュアルからきれいめまで幅広いスタイルに合わせられるのが魅力です。
なかでも「G2」はブランドを代表する定番モデル。キャンバスやレザーなど素材のバリエーションが豊富で、ジョン・レノンが『アビーロード』のジャケット撮影で履いていたことでも知られています。
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スプリングコート G2とは?魅力を紹介
1936年にパリで誕生したスプリングコート。その代表作であり、アイコニックな存在が「G2」です。4つの空気穴を備えた独自のラバーソールや、シンプルで洗練されたデザインはブランドを象徴するもの。さらにジョン・レノンが愛用していたことでも知られ、今なおクラシックな定番スニーカーとして支持されています。
ここではG2の魅力を、シルエット・ディティール・ジョンレノンとの関わりからご紹介します。
シルエット
スプリングコート G2は、シンプルでエレガントなローカットデザインが特徴です。足首をすっきりと見せるシルエットは、スラックスにもデニムにも自然に馴染みます。クラシックながらも都会的な雰囲気があり、幅広いコーディネートに取り入れやすい点も魅力です。
ディティール
1936年に誕生したG2は、スプリングコート初のスニーカーであり、4つの空気穴が配されたラバーソールは特許を取得。快適な通気性とクッション性を両立しています。アッパーにはオーガニックコットン(ホワイト)が使用され、ライニングもヘビーツイルのコットン。6ホールのアイレットに平型シューレースを通したクラシックな仕様です。さらに取り外し可能なインソールを備え、機能性と履き心地に優れています。
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ジョン・レノンの話
スプリングコート G2を語るうえで欠かせないのがジョン・レノンです。『アビイ・ロード』のジャケット写真で履いていたのは有名なエピソードで、結婚式でもオノ・ヨーコと揃って着用したことが知られています。日常でも一家で愛用していたほどで、まさにレノンにとっての定番スニーカーでした。そのクラシックかつベーシックなルックスは、音楽シーンを超えてカルチャーの象徴となったのです。
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スプリングコート G2のコーデ
クラシックなデザインのスプリングコート G2は、デニムやシャツといった定番アイテムとの相性が抜群です。上品でありながら力の抜けた雰囲気をつくれるので、日常のスタイルに自然に溶け込みます。ここではおすすめのコーデを2つご紹介します。
色褪せたデニムパンツに青いシャツで
ウォッシュの効いたデニムパンツに、爽やかなブルーのシャツを合わせたスタイル。足元にG2を添えることでラフすぎず、清潔感のある大人カジュアルが完成します。休日のお出かけやリラックスしたシーンにぴったりのコーディネートです。
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濃いデニムのデニムセットアップで
インディゴの濃い色味を残したデニムジャケットとデニムパンツのセットアップに、G2を合わせれば一気に都会的な印象に。スニーカーのホワイトが程よく抜け感をつくり、ワントーンコーデに軽快さを加えてくれます。シンプルながらも洗練された雰囲気を楽しめる着こなしです。
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スプリングコート G2のサイズ感と選び方
スプリングコート G2はヨーロッパ企画のサイズ展開になっており、日本のスニーカーと比べると少し分かりづらい印象があります。サイズ選びで失敗しないためには、まずご自身の足の実寸を測ってから対応サイズを確認するのが安心です。
1.素足で紙の上に立ち、かかとをしっかりと端に合わせます。
2.一番長い指の先端に印をつけます。
3.かかとから印までの長さを定規で測れば、足長(=実寸)の完成です。

もしサイズが2つの目安の中間だった場合は、やや余裕をもって大きいサイズを選ぶ方が快適に履けます。
サイズ展開の目安
スプリングコートは24cm前後から45サイズまで幅広く展開されており、一般的な換算表にすると以下のようになります。
足の実寸(cm) | 推奨サイズ |
---|---|
24cm | 39 |
25cm | 40 |
26cm | 41 |
27cm | 42 |
28cm | 43 |
29cm | 44 |
スプリングコートはクラシックなデザインだけでなく、履き心地やサイズ感にも配慮されたスニーカーです。日本のスニーカーサイズにそのまま当てはめるよりも、実寸を測ってから選ぶのがおすすめ。自分の足に合ったサイズを選べば、G2を長く快適に愛用できます。
スプリングコート G2 素材の違い
スプリングコート G2は、同じデザインでも素材によって印象や履き心地が大きく変わります。ここでは代表的な素材の特徴をご紹介します。
G2 CANVAS(キャンバス)
もっともベーシックな素材。軽くて通気性がよく、デイリーに使いやすいのが魅力です。ナチュラルで柔らかな風合いは、ジーンズやチノパンとの相性抜群。スプリングコートの入門編としてまずおすすめしたい定番モデルです。
G2 HEAVY CANVAS(ヘビーキャンバス)
通常のキャンバスよりも厚みのある素材を使用。強度が高く、しっかりとした履き心地が特徴です。タフに履きたい方や、長く愛用したい方にぴったり。よりクラシックで無骨な雰囲気を楽しめます。
G2 HEAVY TWILL(ヘビーツイル)
斜めの織り目が特徴的なツイル素材。光の当たり方で表情が変わり、上品な印象を与えます。カジュアルすぎず、ジャケットやきれいめスタイルにも合わせやすい万能モデルです。
G2 SHEEPSKIN(シープスキン)
柔らかくしなやかな羊革を使った高級モデル。足にすぐ馴染む履き心地の良さが魅力です。スニーカーでありながら、上品さやラグジュアリー感を求める方におすすめ。大人のスニーカーとして特別感があります。
G2 GOATSKIN(ゴートスキン)
山羊革を使用した耐久性に優れたモデル。シープスキンよりも張りがあり、しっかりとした質感が特徴です。ハードな使用にも耐えられるため、長年愛用できる一足として選ばれています。
スプリングコート G1とG2の違いとは?
スプリングコートを代表するモデルといえば「G2」。しかしその前身として存在したのが「G1」です。現在はG1は廃盤となり、G2のみが展開されています。ここでは両者の違いや、G2に起きた変化を整理してご紹介します。
特徴 | G1(廃盤モデル) | G2(現行モデル) |
---|---|---|
デザイン | トゥラバーの面積が広い、シャープな印象 | トゥラバーは狭め、よりシンプル |
製造方法 | ヴァルカナイズ製法(加熱圧着) | セメント製法(接着剤圧着) |
生産国 | スペイン製(さらに前はタイ製) | インドネシア製 |
タン(シュータン) | トリコロールタグ付き、クラシック感あり | ロゴ中心のデザインに変更 |
G1はすでに廃盤となり、入手できるのは中古市場のみ。現行のG2は細かな変更がありつつも、クラシカルなデザインと快適さは健在です。ジョン・レノンをはじめ多くのアーティストに愛されたブランドの象徴として、今も根強い人気を誇ります。
まとめ|スプリングコート G2は“永遠のクラシック”
シンプルで上品なデザインと快適な履き心地を兼ね備えたスプリングコート G2。素材やサイズを選ぶ楽しさ、そしてジョン・レノンをはじめ多くの人に愛された背景を知ることで、より特別な一足になるはずです。
流行に流されず、長く付き合えるスニーカーを探しているなら、G2はまさにその答え。ワードローブに迎え入れる価値のある“永遠の定番”です。

迷ったら、とりあえずG2を選んで間違いなし