【クロケット&ジョーンズ】キャベンディッシュ3のコーデやサイズ感、経年変化とは?キャベンディッシュ2との違いも解説!!

クロケット&ジョーンズのキャベンディッシュ3ってどうなの?
コーデやサイズ感、経年変化について知りたい!
このような方におすすめの記事です。
英国の名門シューメーカー「クロケット&ジョーンズ」の中でも、定番のタッセルローファーとして人気の高い「キャベンディッシュ3」。この記事では、キャベンディッシュ3のコーディネート例やサイズ感、経年変化の様子に加え、旧モデル「キャベンディッシュ2」との違いについても詳しくご紹介します。
クロケット&ジョーンズ(Crockett & Jones)とは??
クロケット&ジョーンズ(Crockett & Jones)は、1879年にイギリス・ノーサンプトンで創業した老舗の靴メーカーです。高級靴の聖地ともいえるこの地で、140年以上にわたり品質にこだわったグッドイヤーウェルト製法の革靴を作り続けています。
英国靴らしい端正なシルエットと丁寧なつくりが特徴で、ビジネスからカジュアルまで幅広いラインナップを展開。ジョンロブやエドワードグリーンに比べるとやや控えめな存在ながら、コストパフォーマンスの高さと安定感あるフィット感で「長く付き合える革靴」として愛され続けています。
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【クロケット&ジョーンズ】キャベンディッシュ3の魅力とは?クラシックなデザインと現代的な履き心地が融合したタッセルローファー
英国の老舗シューメーカー「クロケット&ジョーンズ」の名作タッセルローファー、キャベンディッシュ3(CAVENDISH 3)。1950年代のアイビーリーガーに愛されたスタイルをルーツに持ち、クラシックな佇まいと現代的なフィット感を両立させた逸品です。
この記事では、キャベンディッシュ3の魅力を〈デザイン〉〈素材〉〈コーディネート〉の観点からご紹介します。
1.洗練されたクラシック──ディティールに宿る美しさ
キャベンディッシュ3の最大の魅力は、やはりクラシックで普遍的なデザイン。特徴的なタッセルが程よいアクセントになっており、ローファーならではのすっきりとしたフォルムが魅力です。
ラストには、現代クロケットを象徴する「375」を採用。丸みを帯びたラウンドトゥと、フィット感を向上させた踵まわりがバランス良く調整され、上品な見た目と快適な履き心地を両立しています。
2.素材が語る上質──選べる表情とエイジングの愉しみ
アッパーに使われるのは、キメの細かい上質なカーフレザー。丁寧に磨き込むことで艶が増し、時間とともに深い味わいが出てくる“育てる革靴”としての魅力があります。
さらにスエード素材も展開されており、起毛感のある柔らかな表情が秋冬のスタイルにぴったり。カラー展開も豊富で、ブラックやダークブラウン、ネイビーなど、好みに合わせて選べる楽しさも魅力の一つです。
3.一足で決まる──万能タッセルの着こなし力
タッセルローファーは、ドレスにもカジュアルにも対応できる万能選手。キャベンディッシュ3はその中でも、特にバランスの取れたデザインで、セットアップやスラックスなどのきれいめスタイルはもちろん、チノパンやデニムとの相性も抜群です。
季節を問わず使いやすく、ソックスを合わせれば秋冬に、素足風で履けば春夏にも軽やかに取り入れられます。一足持っておくだけで、コーディネートの幅がぐっと広がる頼れる一足です。
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キャベンディッシュで楽しむ、上品カジュアルな足元コーデ
クラシックなタッセルローファー「キャベンディッシュ3」は、足元のスナップだけでも十分に魅力が伝わる名品。今回は、深みのあるグリーンの靴下を差し色に使った2つのスタイリングを紹介します。シンプルな装いに、少しだけひねりを加えたいときにおすすめの足元です。
スラックスできちんと見せる、上品なローファースタイル
ウール素材のスラックスとキャベンディッシュ3の組み合わせは、きれいめなスタイルにぴったり。靴の艶感がしっかり映える分、足元が重たくなりすぎないのもこのローファーの魅力です。
そこにほんのり遊びを加えるのが、グリーンの靴下。ネイビーやグレー系のスラックスと好相性で、上品さを保ちながらも、どこか軽やかな抜け感を演出できます。
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ネイビーチノで仕上げる、こなれたカジュアル
カジュアルな印象のネイビーチノパンも、キャベンディッシュ3を合わせることで大人らしい落ち着いた表情に。裾をやや短めに設定することで、タッセルとソックスがしっかり主張してくれます。
足元に合わせたのは、スラックス同様グリーンのソックス。ネイビーとの相性も良く、足元にちょっとした“色気”を加えてくれます。肩の力を抜いた、大人のカジュアルにぴったりのバランスです。
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サイズ選びの参考に:キャベンディッシュ3のサイズ感
UKサイズ | 日本サイズの目安 |
---|---|
UK5 | 23.5cm |
UK5.5 | 24.0cm |
UK6 | 24.5cm |
UK6.5 | 25.0cm |
UK7 | 25.5cm |
UK7.5 | 26.0cm |
UK8 | 26.5cm |
UK8.5 | 27.0cm |
UK9 | 27.5cm |
UK9.5 | 28.0cm |
UK10 | 28.5cm |
UK10.5 | 29.0cm |
UK11 | 29.5cm |
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キャベンディッシュ2と3の違い — 後継モデルの特徴比較
クロケット&ジョーンズの名作タッセルローファー「キャベンディッシュ」シリーズ。現在日本市場で主に流通しているのは3代目の「キャベンディッシュ3」ですが、海外では2代目「キャベンディッシュ2」も根強い人気があります。

3は2をベースに日本人の足に合うように細部をアップデートした後継モデルです。両者は見た目が似ていても、履き心地やフィット感に大きな違いがあります。
ポイント | キャベンディッシュ2(ラスト325) | キャベンディッシュ3(ラスト375) |
---|---|---|
ラスト | 325(足入れの良さが特徴) | 375(日本人の足に合わせてスリム化、踵・土踏まずのフィット感強化) |
デザイン | 鼻先がやや短め、踵が小さめ。スリッポンの踵浮きを軽減 | 基本的に2のデザインを踏襲しつつ、よりシャープで引き締まった印象 |
フィット感 | 踵がやや小さくゆるめに感じることも。サイズ調整が必要な場合もある | 踵と土踏まずがしっかりフィットし、踵抜けを防止。日本人の足に合いやすい |
ソール | ハルボロラバー社の新作「シティソール」を採用。柔らかくグリップ力が高い | 2と同様のソールを使用。タウンユースに適したグリップ力と耐久性 |
市場での流通状況 | 海外(特にヨーロッパ)では主流。国内は並行輸入品が中心 | 日本国内セレクトショップでも取り扱い多数。ビームス別注から定番モデルに昇格 |
サイズ選びのポイント | 踵がゆるめの場合、つま先や甲に負担をかけてサイズを下げる必要がある場合も | 踵やアーチ部分のフィット感が良いためジャストサイズが基本。フィット感重視ならこちらがおすすめ |