【チャーチ】シャノンはダサい?経年変化、サイズ感、コーデを解説!雨の日のお手入れなど!

チャーチのシャノンってダサいの?
経年変化やサイズ感、コーデ知りたい!
雨の日のお手入れ方法が知りたい!
このような方におすすめの記事です。
チャーチのシャノンは、クラシックなプレーントゥデザインが魅力の一足。その無駄のないシルエットと上質な素材は、多くのファッション愛好家に支持されています。
一方で、シンプルなデザインゆえに「地味すぎる」「ダサい」と感じる人もいるかもしれません。しかし、経年変化で味わいが増し、適切なコーディネートをすればその魅力が際立つアイテムです。この記事では、シャノンの経年変化やサイズ感、コーディネートのコツ、そして雨の日のお手入れ方法について詳しく解説します。
Church’s(チャーチ)とは?
チャーチは、イギリス・ノーサンプトン発の高級革靴ブランドで、創業は1873年。イギリス革靴を代表する老舗メーカーとして、その功績はエリザベス女王にも認められています。ファッションに敏感なロンドンやヨーロッパの都市はもちろん、世界中で広く知られるブランドです。
特に「73」と呼ばれる創業時から受け継がれている木型が有名で、現在でも多くの人々に愛されています。
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チャーチのアイコン│Shannon(シャノン)
そんなチャーチのアイコン的なモデルが「シャノン」です。シャノンはオーソドックスなプレーントゥシューズで、様々な場面に対応できる万能な一足です。
この靴の特徴的なポイントは、「ポリッシュドバインダーカーフ」と呼ばれる加工が施されている点です。この加工により、水にも強く、磨かなくても自然に光沢が出るため、お手入れが非常に簡単です。高級革靴でありながら、質実剛健なタフさも兼ね備えているため、長く使い続けられる魅力的な革靴です。
ここではその魅力を解説いたします。
魅力①|クセのないデザインで、どんな装いにも合う
シャノン最大の特徴は、その“プレーンな佇まい”。外羽根式でありながら野暮ったさがなく、スーツからカジュアルまで幅広く対応します。とくに、パンツのシルエットを問わないバランスの取れたフォルムは、1足持っておくだけでコーディネートの幅が広がります。奇をてらわず、でもしっかりと上品さが宿る。まさに「普遍的」という言葉がふさわしいモデルです。
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魅力②│カラスレザーなのに経年変化が楽しめる!
シャノンに使われている「ポリッシュドバインダーカーフ」は、いわゆるガラスレザー。通常このタイプの革は、履きジワが大きく入りやすく、経年変化を楽しみにくいと敬遠されることもあります。
しかし、チャーチのガラスレザーは一味違います。きめ細かいシワが入るため、履き込むほどに表情が豊かに。しかも、光沢はしっかりと残るので、使い込んでも野暮ったくなりません。まるでエイジングとドレス感を両立したような、不思議な魅力があります。
↓2年間ん履いたチャーチ シャノン↓
魅力③│雨の日にも使える!
シャノンの「ポリッシュドバインダーカーフ」はガラスレザーならではの特性を活かし、雨にも強いのが特徴です。小雨程度であれば、革靴としての美しさを保ちながら履き続けることができます。ガラスレザーは水分を弾く性質があり、急な雨でも安心。濡れた場合はタオルで軽く拭き取り、新聞紙を詰めて乾燥させれば問題ありません。
また、シャノンにはラバーソール仕様のモデルもあるため、雨の日の使用にも安心して履けます。
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チャーチのシャノンを使ったコーデ
スーツスタイルでは、ネイビーやチャコールグレーのダークスーツに「シャノン」を合わせることで、足元が引き締まり、スタイリッシュな印象を与えます。プレーントゥのデザインは、スーツのシャープなラインを強調し、フォーマル感を保ちながらも上品なコーディネートを実現します。
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カジュアルテイストなシャノン
一方、カジュアルスタイルでは、「シャノン」が自然に馴染むため、さまざまなアイテムと組み合わせることができます。デニムパンツと合わせることで、足元に高級感を加えつつ、カジュアルな中にも大人の品格を感じさせるスタイルに仕上がります。
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チャーチ シャノンのサイズ感 GとFの違いとは?
チャーチの革靴を選ぶ際には、ウィズ(幅)の違いに注意が必要です。標準的な幅の「F」と、ゆったりとした幅広の「G」の2種類があります。サイズは英国(UK)表記となっています。
革靴は、購入当初はやや小さめのフィッティングで選び、履き込んでいくうちに自分の足の形に合わせていくのが一般的です。最初は革が硬く、足が痛むこともあるかもしれませんが、辛抱強く履き続けることで、まるでスニーカーのような快適な履き心地へと変化していきます。
参考までに、普段スニーカーを27cmで履く、やや幅広の足の形をしている私の経験では、チャーチの定番モデルであるシャノンは、標準幅の「F」ウィズの7.5Fサイズがちょうど良いと感じました。日本のサイズ表記と比較すると、0.5cmほど小さめのサイズを選ぶのがおすすめです。
UK | EU | FR | US/CA | JP |
---|---|---|---|---|
5 | 39 | 40 | 6 | 24 |
5.5 | 39.5 | 40.5 | 6.5 | 24.5 |
6 | 40 | 41 | 7 | 25 |
6.5 | 40.5 | 41.5 | 7.5 | 25.5 |
7 | 41 | 42 | 8 | 26 |
7.5 | 41.5 | 42.5 | 8.5 | 26.5 |
8 | 42 | 43 | 9 | 27 |
8.5 | 42.5 | 43.5 | 9.5 | 27.5 |
9 | 43 | 44 | 10 | 28 |
9.5 | 43.5 | 44.5 | 10.5 | 28.5 |
10 | 44 | 45 | 11 | 29 |
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チャーチ シャノンの製品情報
チャーチのグッドイヤーウェルト製法は、世界的にも絶賛されるほど丁寧でハイクオリティ。1足の靴を手掛けるのに非常に手間暇をかけており、最後の磨き上げまでに、およそ250の工程(約8週間)を経て生産されます。チャーチといえば、007のジェームズボンドが愛用していたことでも有名です。
ここからはそんなチャーチの製品情報を深堀りします。
項目 | 詳細 | コメント |
---|---|---|
価格 | ¥165,000(税込) | 高級感と耐久性を兼ね備えた一足。長く愛用できる品質で、コストパフォーマンスも優れています。 |
カラー | ブラック / ブラウン | ブラックはフォーマル、ブラウンはカジュアルに幅広く活躍します。どちらも使い勝手が良い定番カラーです。 |
靴幅(Fitting) | F / G | 足に合わせて選べる幅の選択肢があり、より快適に履くことができます。 |
ラスト | 103(レギュラーフィット) | 丸みを帯びたトゥ(つま先)が特徴的。チャーチの定番ラスト173に比べ、つま先にゆとりがあり、ボリューム感のあるシューズに最適です。 |
アッパー | ポリッシュトバインダーカーフ | 高級感溢れるガラスレザーで、履き込むほどに独自の経年変化が楽しめます。 |
アウトソール | レザーソール / ラバーソール | レザーソールはクラシックな雰囲気、ラバーソールは雨の日や悪天候にも対応。選択肢で使い分け可能です。 |
生産国 | イギリス(England) | 伝統的なイギリス製で、品質の高さが感じられる一足です。 |
製法 | グッドイヤーウェルト製法 | しっかりとした作りで、長期間の使用にも耐える丈夫な製法です。 |
チャーチ シャノンのお手入れ方法
シャノンはポリッシュドバインダーカーフを使用しており、日常的な革靴のお手入れで十分です。定期的なブラッシングやクリーム塗布で長く愛用できます。
ソールが磨り減ったら、早めにオールソール修理に出しましょう。放置するとダメージが広がる可能性があります。革靴を長く履くためには、しっかりとしたメンテナンスが重要です。
まとめ 〜チャーチのシャノンってダサいの?使ってみた感想〜
の記事では、チャーチの定番モデルであるシャノンについてご紹介しました。シャノンは、フォーマルな冠婚葬祭からカジュアルなプライベートシーンまで、幅広い場面で活躍してくれる汎用性の高さが魅力です。さらに、雨の日にも比較的強いという機能性も兼ね備えています。
価格は決して安くはありませんが、その分、しっかりと手入れをすれば長く愛用できる一足です。個人的にも、多少高くても長く使える良いものを持ちたいと考えていたため、シャノンを購入して本当に良かったと感じています。

様々なシーンで活躍し、頼りになる一足として、チャーチのシャノンは非常におすすめできる革靴です。
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