【リーバイス】デニムジャケットのコーデやサイズ感、年代判別やおすすめのタイプを解説!
リーバイスのデニムジャケットのコーデやサイズ感が知りたい。
年代判別やおすすめの形があれば知りたい!
このような方におすすめの記事です。
デニムジャケットといえば、リーバイスが生み出した名作アイテムのひとつです。そのカジュアルでタフなデザインは、時代を超えて多くの人々に愛されてきました。この記事では、リーバイスのデニムジャケットの魅力を存分にお伝えします。サイズ感の選び方や年代ごとの特徴の見分け方、おすすめのスタイルやコーディネート方法について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください!
リーバイスとは?
リーバイスは、1853年にアメリカ・サンフランシスコで創業したデニムブランドです。創業者リーバイ・ストラウスが、耐久性の高い作業着を提供したことから始まり、現在ではデニムジャケットやジーンズといったアイテムで世界中に知られています。中でも「501ジーンズ」はブランドの象徴的存在で、シンプルで普遍的なデザインが多くの人に支持されています。デニムジャケットも、年代やデザインの違いを楽しめるアイテムとして、ファッション愛好家から根強い人気を誇っています。
この投稿をInstagramで見る
リーバイスのデニムジャケットの年代判別
リーバイスのデニムジャケットは、世界中で愛されるアイコニックなアイテムです。その歴史は長く、大きく分けて「ファースト」「セカンド」「サード」「フォース」と呼ばれる4種類に分類されます。それぞれのモデルは特徴が異なり、ファッションアイテムとしてだけでなく、コレクターズアイテムとしても高い価値を持っています。以下では、各モデルの特徴や魅力を詳しく解説します。
この投稿をInstagramで見る
506XX・1st (ファースト)
1936年に登場した初代モデルで、デニムジャケットの始まりとも言える一着です。当時は「プリーデッド・ブラウス」と呼ばれ、前立てのプリーツが特徴的でした。
戦前モデルでは赤タブがなく、ボックスステッチが小さい点が特徴。戦時中の大戦モデルでは、フラップが省略されたり、フロントボタンが4つになるなど、資源節約の工夫が見られます。戦後モデルではシンチバックが針なしになり、ステッチの位置が改良されています。これらの変化により、506XXはファッション史上でも特別な存在となっています。
507XX・2nd (セカンド)
1952~1953年にかけて登場した507XXは、ファーストからの進化版です。最大の変更点は、左胸のみにあったポケットが両胸の2ポケット仕様になったこと。そして、シンチバックからアジャスターベルト仕様に変更されたことで、さらに実用性が向上しました。
シンプルでバランスの取れたデザインが特徴のセカンドは、カジュアルなスタイルに幅広くマッチすることから、多くのファンを魅了してきました。
557XX・3rd (サード)
1962年に登場したサードは、デニムジャケットのデザインに大きな革新をもたらしました。それまで特徴的だったプリーツを廃止し、V字状のステッチを取り入れたことで、現代的なGジャンの原型となりました。アームホールを広くすることで、より動きやすく快適な設計になったのもポイントです。
また、「ギャラ入り」やボタン裏の刻印など、ディテールによって希少価値が変わる点もコレクターにとって魅力の一つです。
70505 ビッグE (フォース)
1967年に登場した70505は、サードのデザインをベースにしながら、現代のスタイルに合わせたアップデートが施されています。パッチが小型化し、着丈が長くなった点が主な違いです。また、赤タブに「BIG E」と表記されたものは、特にヴィンテージファンの間で高い人気を誇ります。
フォースはスタイリッシュで洗練された印象を与える一方で、カジュアルな着こなしにも馴染む万能なモデルとして知られています。
リーバイスのデニムジャケットを使ったコーデ
リーバイスのデニムジャケットは、シンプルでありながら幅広いスタイリングに対応できる万能アイテムです。きれいめな着こなしから、王道のデニムオンデニムまで、さまざまなスタイルでその魅力を引き出すことができます。この記事では、デニムジャケットを使ったおすすめのコーディネートを2パターンご紹介します。
きれいめスタイル:シャツ×コーデュロイスラックスで大人のカジュアル
リーバイスのデニムジャケットをきれいめに着こなすなら、シャツとスラックスを組み合わせるのがおすすめです。例えば、白やブルーのボタンダウンシャツを合わせることで、清潔感が漂う大人のスタイルに仕上がります。ボトムスには、季節感を感じさせるコーデュロイ素材のスラックスを選ぶと、柔らかい質感がデニムジャケットのカジュアルさを程よく引き締めてくれます。足元はレザーシューズやローファーで品よくまとめると、より洗練された印象に。
この投稿をInstagramで見る
王道のカジュアル:デニムオンデニムでこなれ感を演出
デニムジャケットといえば、やはり外せないのがデニムオンデニムのスタイリング。上下の色味を少し変えるのがポイントで、濃紺のデニムジャケットにはライトブルーのジーンズを合わせると、メリハリがついておしゃれに見えます。インナーには無地のTシャツやシンプルなスウェットを合わせると、リラックス感がありつつもトレンド感のある仕上がりに。スニーカーやブーツを加えることで、全体のカジュアルさを際立たせることができます。
この投稿をInstagramで見る
リーバイスのデニムジャケットのサイズ
リーバイスのデニムジャケットは、未洗いの状態から洗いをかけると縮みが発生することが特徴です。袖丈や着丈が約1.5~2インチ(3~5cm)、胸幅や肩幅が約0.5~1.5インチ(2~3.5cm)縮むため、購入時にその点を考慮してサイズを選ぶのがポイントです。以下の表では、ラベル表示サイズと未洗い実寸サイズ、そして対応する胸囲や身長の目安をまとめています。
サイズ | 胸囲 | 身長 | 未洗い実寸サイズ | 胸幅 | 肩幅 | 着丈 | 袖丈 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
36サイズ | 84~92cm | 160~170cm | Sサイズ相当 | 50cm | 44cm | 53.5cm | 58cm |
38サイズ | 90~98cm | 170~180cm | Mサイズ相当 | 52cm | 46cm | 56.5cm | 61.5cm |
40サイズ | 96~104cm | 175~185cm | Lサイズ相当 | 54cm | 48cm | 58cm | 63.5cm |
42サイズ | 104~112cm | 175~185cm | XLサイズ相当 | 58cm | 50cm | 60.5cm | 65cm |
リーバイスのデニムジャケットはどれがおすすめ?
リーバイスのデニムジャケットは、年代ごとに特徴が異なり、それぞれに魅力があります。どのモデルを選ぶかは好みによる部分が大きいですが、以下のように年代別の特徴を踏まえた選び方がおすすめです。
ファーストモデル(506XX)
ヴィンテージ感を楽しみたい方には、ファーストモデルが最適です。1936年発売のこのモデルは、プリーツ入りのフロントやシンチバックなど、クラシカルなディテールが特徴です。特に、デニムジャケットを通じてリーバイスの歴史を感じたい人や、オリジナルのビンテージアイテムを探している方におすすめです。
セカンドモデル(507XX)
クラシックな雰囲気を持ちながらも、機能性が少し向上したデザインを好む方にぴったり。ファーストモデルからの変更点として、両胸ポケットが追加されており、デザインと実用性のバランスが取れています。古着好きな方や、程よいヴィンテージ感を楽しみたい方に向いています。
サードモデル(557XX)
現代的なシルエットで、デニムジャケットをファッションアイテムとして活用したい方におすすめです。1960年代に登場したサードモデルは、シンプルで洗練されたデザインが特徴で、現代のスタイルにも違和感なく溶け込みます。デニムオンデニムのコーディネートや、ストリートスタイルにも相性抜群です。
フォースモデル(70505)
実用性とファッション性を兼ね備えたモデルを探している方に最適です。サードモデルをベースにさらに改良されたフォースモデルは、着丈が長めになり、モダンな印象を与えます。カジュアルなコーディネートに取り入れやすく、初めてデニムジャケットを購入する方にも向いています。
まとめ
リーバイスのデニムジャケットは、年代ごとの特徴やコーディネートの幅広さが魅力です。自分のスタイルや好みに合わせて、お気に入りの一着を見つけてみてください。長く愛用するほど味わい深さが増し、唯一無二の存在感を楽しめます。
購入を迷っている方はぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか?
コメント