【ラングラー】デニムジャケット「124mj」の魅力、コーデ、ヴィンテージの年代判別について解説!!

ラングラーのデニムジャケットってどうなの?
魅力やコーデ、年代判別について知りたい!
このような方におすすめの記事です。
ラングラーのデニムジャケット「124MJ」は、ウエスタンウェアの要素を取り入れた独自のデザインが魅力です。リーバイスの「1st」や「2nd」とは異なり、シンプルながら個性を感じさせる一着です。この記事では、その特徴やヴィンテージの年代判別、コーディネートのポイントについて解説します。
ラングラー(Wrangler)とは??
ラングラー(Wrangler)は、アメリカ発のデニムブランドで、特にカウボーイ向けのジーンズやデニムジャケットで知られています。1947年に誕生し、ウエスタンスタイルを取り入れた機能的なデザインが特徴です。リーバイスやリーと並ぶ「デニム3大ブランド」の一つとされ、耐久性のあるワークウェアとしても人気があります。
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ラングラーのデニムジャケット「124mj」
111MJ、11MJZを経て、1970年代に発表されたラングラーの3rdモデル「124MJ」。スティーブ・マックイーンやジョン・レノンが愛用していたことでも知られ、ラングラーのアイコンとして語り継がれる一着です。
1. 洗練されたディテールとデザイン
Wステッチ(サイレントW)が施されたラウンドフラップ付き胸ポケット、台形型のWステッチで囲われたハンドポケット、刻印入りの銅カバーボタンとジグザグステッチの前合わせ。各ディテールが絶妙なバランスで配置され、シンプルながらも存在感のあるデザインに仕上がっています。
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2. こだわりのブロークンデニム
124MJには、綾を交互に施して捻じれを防止したブロークンデニム(13オンス)が採用されています。耐久性に優れながらも柔らかさがあり、着込むほどに体に馴染むのが特徴です。
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3. 経年変化と色落ちの楽しみ
ラングラーならではの色落ちをじっくりと味わえるのも魅力です。ヒゲやアタリがしっかりと出るため、着込むほどに奥行きのある表情に変化していきます。
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ラングラー「124mj」を使ったコーデ
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ラングラーのデニムジャケットの種類と年代判別
ラングラーのデニムジャケットは、モデルごとにディテールやシルエットが異なり、それぞれ独自の魅力を持っています。ここでは、代表的なモデルを紹介します。
1. 11MJ(1948年頃)
ラングラー初のデニムジャケットです。ウエスタンウェアとして設計され、フロントのジグザグステッチやフラップ付きの胸ポケットが特徴です。袖にはアクションプリーツが入り、動きやすさを考慮したデザインになっています。
2. 111MJ(1950年代)
11MJの後継モデルで、シルエットやディテールがアップデートされています。バックのアクションプリーツが改良され、よりフィット感のあるデザインになっています。フロントのステッチワークも特徴的です。
3. 11MJZ(1950年代後半)
フロントボタン仕様だった11MJから、ジッパー開閉に変更されたモデルです。ライダー向けに作られたデザインで、着脱がスムーズになっています。胸ポケットやプリーツのデザインはそのまま継承されています。
4. 24MJZ(1960年代)
11MJZの進化系で、ジッパー仕様を踏襲しつつ、よりシンプルなデザインになっています。バックプリーツがなくなり、ウエストアジャスターが付属しています。シャープなシルエットが特徴です。
5. 124MJ(1970年代)
ラングラーの3rdモデルとして登場しました。ボタンフロントに戻り、Wステッチのラウンドフラップ付き胸ポケット、斜めのパッチポケット、台形型のWステッチハンドポケットを配置しています。
6. 126MJ(1980年代以降)
124MJをベースにしながら、シルエットがややルーズになっています。ウエストアジャスターが付き、カジュアルな着こなしに対応しやすいデザインです。ヴィンテージ市場でも比較的入手しやすいモデルです。

どのモデルもラングラーらしい無骨な魅力を持ちつつ、細かなディテールの違いが楽しめるのが特徴です。
まとめ
ラングラーの124MJは、ヴィンテージの魅力を受け継ぎながら、現代のコーデにも取り入れやすい一着です。ディテールやシルエットにこだわり抜かれたデザインは、経年変化とともにさらに味わい深くなっていきます。ヴィンテージの年代判別を参考にしながら、自分にぴったりの一着を見つけてみてください。

ラングラーのデニムジャケットは、一度袖を通せばその魅力がわかるはず。ぜひ、自分だけの一着を育ててみてください!
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