【USARMY】アメリカ軍のチノパンのコーデやサイズ感、年代判別、種類について解説!

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【USARMY】アメリカ軍のチノパンのコーデやサイズ感、年代判別、種類について解説!

アメリカ軍のチノパンってどうなの?

コーデやサイズ感、年代判別について知りたい!

この方におすすめの記事です。

アメリカ軍のチノパンは、そのシンプルながら無骨なデザインと高い実用性で、多くのファッション愛好家から支持されています。一見カジュアルな印象のチノパンですが、上品さも併せ持ち、さまざまなコーディネートに活用できる万能アイテムです。

本記事では、アメリカ軍チノパンの魅力を余すことなく解説。年代による違いの見分け方、スタイリッシュな着こなし術、そして自分にぴったりのサイズを選ぶポイントまで詳しくご紹介します。

U.S.ARMYのチノパン

チノパンの歴史は、1846年のイギリス軍から始まります。当時、白い軍服が目立つのを避けるため、連隊長のハリー・ラムズデン卿がカレー粉やコーヒーで土色に染めたのが「カーキ色」の始まり。この土色のパンツは戦闘で大活躍し、その後カジュアルファッションの定番に進化しました。

 

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頑丈なウエストポイント生地

アメリカ軍のチノパンに使われている「ウエストポイント(通称:ウエポン)」生地は、41カーキの流れを受け継ぐ耐久性の高い素材です。右上から左下へ織られた正綾の織り目と双糸を使用しており、丈夫さと独特の質感が特徴。ミリタリーならではの実用性と高い品質が感じられる生地です。

ヴィンテージ感が感じられるディティール

尿素ボタンを使ったボタンフライやコインポケット、ダブルステッチの巻き縫いなど、細部にはヴィンテージ感あふれるディテールが詰まっています。これらの特徴が、ミリタリー由来のチノパンらしい雰囲気を引き立てています。

 

適度にテーパードしたシルエット

シルエットはワイドながら、裾に向かって緩やかにテーパードしているのが特徴。股上は深めですが、全体的に美しいラインを描き、ルーズさを感じさせません。ヘビーウェイトな生地が形をキープしやすく、さらにハイバック仕様で腰周りのフィット感も抜群です。

U.S.ARMYのチノパンを使ったコーデ

そのシンプルで洗練されたデザインは、コーディネート次第でどんなスタイルにもマッチします。ミリタリーらしい無骨さを活かしたい日も、上品にまとめたい日も、U.S.ARMYのチノパンならおしゃれにキマること間違いなしです。

きれいめ

U.S.ARMYのチノパンを使ったきれいめスタイルでは、ブルゾンやシャツを組み合わせると、カジュアルすぎず上品な雰囲気が楽しめます。例えば、シンプルなシャツに軽めのブルゾンを羽織り、足元は革靴で引き締めると、程よくフォーマル感のある大人なコーデが完成します。

チノパンの適度なハリ感が、全体のシルエットをすっきりと整えてくれるのも嬉しいポイントです。

カジュアル

カジュアルに仕上げるなら、キャップやハットなどの帽子をアクセントに、シャツとスニーカーを合わせるのがおすすめです。例えば、ボタンダウンシャツやTシャツをタックインせずに合わせることで、リラックス感のあるスタイルに。チノパンのミリタリーテイストがラフな中にもおしゃれ感を加えてくれるので、休日コーデにもぴったりです。

 

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U.S.ARMYのチノパンのサイズ表記

U.S.ARMYのチノパンのサイズ表記は、左がウエスト、右がレングス(股下)のインチで表されています。たとえば「32×30」というサイズであれば、ウエストが32インチ、股下が30インチという意味です。このシンプルな表記方法は、サイズ選びの際に直感的で分かりやすいのが特徴です。

レングスのインチが股下の長さを指しているので、自分の脚の長さに合ったサイズを選ぶのがポイントです。または、ウエストさえ合ってしまえばレングスは裾上げしてしまえばいいので、ウエストを基準に選ぶと良いでしょう。

U.S.ARMYのチノパンの年代判別

各年代のアーミーチノにはそれぞれ異なる特徴と魅力があります。40年代のワイドストレート、50年代の太めのテーパード、60年代の細いテーパード、それぞれの時代背景を感じるデザインは、コーディネートにバリエーションを加える一品としておすすめです。自分の好みやシルエットに合わせて選び、春から活躍するチノパンを取り入れてみましょう。

40’s Military Chino

40年代のアーミーチノは、特徴的なワイドシルエットが魅力です。フロントはボタンフライ、腰回りは一体型のウエストベルトが使用されており、シンプルで丈夫な作りです。色合いは暖かみのある濃いベージュが特徴で、サイドシームはダブル(巻縫い)仕様。バックポケットのデザインもシンプルで、片玉縁が使われています。シルエットは迫力のあるワイドストレートで、オールシーズン対応ですが、春に特に活躍するアイテムです。

50’s Military Chino

50年代になると、シルエットは太めのテーパードに変化します。フロントはボタンの大きさが統一され、ジップフライが導入されます。ウエストベルトは独立した生地が付き、コインポケットが省略されるなど、細部が進化。サイドシームは巻縫いから脇割りに変更され、バックポケットは両玉縁に進化しました。色合いは、若干緑を含んだ冷たいベージュになります。全体的にミリタリーテイストを感じさせつつ、シンプルなデザインに仕上がっています。

60’s Military Chino

60年代のアーミーチノは、全体的に細いテーパードシルエットに変わり、より現代的なフィット感を提供します。フロントはジップフライ、ウエスト周りはよりスマートなデザインに改良されています。サイドシームは脇割りとなり、バックポケットのボタンが増減するなど、さらに洗練された印象を与えます。色合いは50年代よりも冷たいベージュに近く、ミリタリー感を残しつつもスタイリッシュで、シルエットは細身のテーパードが特徴です。

おすすめのアーミーチノブランド

ミリタリーアイテムとしての頑丈さと、現代的なデザインが融合したアーミーチノは、どんなコーディネートにも合わせやすい万能アイテムです。今回は、そんなアーミーチノの中でも特におすすめの3つのブランドをご紹介します。それぞれが持つ独自の魅力を感じてみてください。

ワイパー

ワイパーは、福岡に本店を構えるミリタリーショップで、アーミーチノに特化したアイテムが揃っています。独自のヴィンテージ感と高品質な生地使いが魅力で、ミリタリー仕様の耐久性と現代的なデザインが融合しています。特にディテールにこだわり、ミリタリー愛好者にもファッション性を重視する方にもおすすめです。

フェローズ

フェローズは、アメリカンヴィンテージスタイルを基盤にしたブランドで、アーミーチノのディテールを忠実に再現しています。しっかりとした素材感と、着るほどに味が出る色落ちが魅力的。着心地の良さと、少しルーズでリラックスしたシルエットが特徴的です。ヴィンテージ感を重視しつつ、現代のトレンドにもマッチするデザインが人気です。

バズリクソンズ

バズリクソンズは、ミリタリーアイテムを高い精度で復刻するブランドとして知られています。アーミーチノも、オリジナルの仕様を忠実に再現しつつ、現代的なフィット感を加えています。特に生地や縫製にこだわりがあり、長く愛用できる丈夫さと、ヴィンテージアイテムとしての魅力を兼ね備えています。

まとめ

アメリカ軍のチノパンは、その頑丈さと実用性から、ファッションアイテムとしても非常に人気です。サイズ感や年代によって異なるディテールやシルエットを楽しめるため、選ぶ際は自分の好みやスタイルに合わせて選ぶことが大切です。きれいめにもカジュアルにも合わせやすいので、どんなシーンでも活躍するアイテムです。

自分にぴったりの一着を見つけて、ミリタリーテイストを取り入れたコーデを楽しんでください。

 

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