【オニツカタイガー】メキシコ66の完全ガイド丨SDやTGRSの違いとは?サイズ感・コーデ、履き心地を徹底解説!!

【オニツカタイガー】メキシコ66の完全ガイド丨SDやTGRSの違いとは?サイズ感・コーデ、履き心地を徹底解説!!

オニツカタイガーのメキシコ66ってどうなの?

各モデルの違いやサイズ感、コーデについて知りたい!!

このような方におすすめの記事です。

オニツカタイガーを代表する名作スニーカー「MEXICO 66」。細身で上品なシルエットに、どこかレトロな雰囲気が漂う一足は、国内外で長く愛され続けています。最近は、より快適になった「SD」や、話題の「TGRS」、紐なしのスリッポンなど派生モデルも増え、「どれを選べばいいの?」と迷う人も多いはず。

この記事では、MEXICO 66の基本モデルから人気のSD・TGRSとの違い、サイズ感・履き心地、さらにはコーデのコツまでを一つずつ丁寧にまとめました。初めて選ぶ人はもちろん、買い替えやモデル違いを検討している人にも役立つ“完全ガイド”です。

まずは「オニツカタイガー」とは?

オニツカタイガーは、日本のスニーカーブランドの中でも特に長い歴史を持つ“元祖的存在”です。1949年に兵庫県で誕生し、バスケットボールシューズを皮切りに、ランニングやトレーニングなど数多くの名作を世に送り出してきました。現在では、レトロとモダンを絶妙にミックスしたデザインが評価され、海外での人気も非常に高く、ヨーロッパやアジアのファッションシーンでもよく見かけるブランドです。

象徴的なのが、アッパーに走る2本のクロスライン。シャープで洗練された印象がありながら、どこか懐かしい雰囲気もあって、きれいめにもカジュアルにも自然と馴染みます。MEXICO 66のようなクラシックモデルが今も定番として愛され続けているのは、この“普遍的なデザイン”にあります。

“スポーツブランドの過去の名作を、現代の街履きとして楽しめる”――それがオニツカタイガーの魅力です。

 

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MEXICO 66とは?

オニツカタイガーを代表する“定番中の定番”として知られるモデルで、細身のシルエットとレトロな雰囲気が特徴です。薄底スニーカーが見直されている今の流れにも自然と馴染み、街でも海外のスナップでもよく見かけるようになりました。シンプルなのに存在感があり、性別やスタイルを問わず合わせやすい一足です。

誕生の背景

MEXICO 66が発売されたのは2002年。ブランド再始動に合わせ、1960年代のアーカイブを現代向けにアレンジして作られました。もとになっているのは、1960年の「リンバーアップ」と、その翌年の改良モデル。つま先の切り替えやかかとの補強パーツ、ギザギザのヒールタブなど、当時の機能的なディテールがそのままデザインの魅力として受け継がれています。

ブランドの象徴である“タイガーストライプ”が初めて使われたのも1966年で、この流れがモデル名「MEXICO 66」にもつながっています。

デザインの特徴

すらりとした細いシルエットが最大の魅力。柔らかなレザーのアッパーと、横に伸びるタイガーストライプ、控えめな厚さのソールが組み合わさり、足元がきれいに見えるバランスに仕上がっています。デニムでもスラックスでも、ふだんの服に自然と溶け込む汎用性の高さもポイントです。カラー展開が豊富で、パーツごとに色を切り替えたモデルもあり、自分らしい一足を選ぶ楽しさもあります。

“アイコン”としての存在感

世界のファッションシーンでもMEXICO 66はアイコニックな存在です。特に「イエロー×ブラック」の通称“Kill Billカラー”は映画で使われたことでも有名で、象徴的な一足として語られ続けています。モデルやインフルエンサーの着用も多く、コラボレーションも盛ん。レトロな佇まいでありながらモードにも寄せられる、その絶妙なバランスが長く愛されている理由です。

MEXICO 66を選ぶなら?3モデルの違いをスマートに解説

MEXICO 66には、素材や履き心地、デザインの違いによっていくつかの派生モデルがあります。同じシルエットでも印象が大きく変わるので、自分のスタイルに合う一足を選ぶために、それぞれの特徴をシンプルにまとめました。

MEXICO 66 SD

MEXICO 66をより上品に仕上げたモデル。柔らかなキッドレザーや細めのシューレース、さりげないメタルパーツが加わり、普段の服に少し大人っぽさを足したいときにちょうど良い雰囲気です。

履き心地もアップデートされており、かかとにAMPLIFOAM、インソールにOrthoLite X-40を採用。薄底らしい軽さを保ちながら、歩いたときの衝撃をやわらかく受け止めてくれます。

ポイント
・しなやかなキッドレザー
・メタルアイレットの上品さ
・AMPLIFOAMでクッション性が向上
・OrthoLite X-40で快適な足あたり

MEXICO 66 スリッポン

MEXICO 66の形はそのままに、キャンバス素材で軽やかに仕上げたスリッポンタイプ。甲にエラスティックバンドが入っているのでフィット感があり、気軽に履けるのが魅力です。

ポイント
・キャンバスならではのラフさ
・スリッポンでも脱げにくい構造

MEXICO 66 TGRS

MEXICO 66をベースに、パンプスの要素をミックスしたストラップモデル。細身のラインにフラワーカットのストライプが映え、軽い履き心地とホールド感を両立しています。かかとのクロスデザインや調節可能なバックルなど、ディテールも華やか。

ポイント
・ストラップのアクセント
・パンプスのニュアンス+スニーカーの快適さ

サイズ感とフィット

MEXICO 66のサイズは、22.5cmから31.0cmまで幅広く揃っています。

基本的に普段のスニーカーサイズで問題なく履けるモデルです。アッパーが柔らかく薄めに作られているため、足に沿う自然なフィット感があります。ナイキなどの硬めのレザーを使ったスニーカーに比べると、窮屈さは感じにくい設計です。

一方で、横幅はややタイトめ。土踏まず付近が絞られているため、足幅が広い方や甲高の方はハーフサイズ上げると快適に履けます。レザーやスエードのモデルは履き込むほど足に馴染むので、最初のタイト感も徐々に解消されます。

私の場合、普段27cmを履きますが、MEXICO 66も27cmでちょうどよく、土踏まずの細さが逆に歩きやすさにつながっていると感じます。

メキシコ66を使ったコーデ

オニツカタイガーは、色やラインの入り方で雰囲気が大きく変わるスニーカー。ここでは代表的なカラーを使って、きれいめにもカジュアルにも馴染むコーデのイメージを紹介します。

白 × 白でまとめるクリーンなスタイル

白のMEXICO 66に、全体を白やオフホワイトで揃えると、軽やかで爽やかな雰囲気にまとまります。薄底のすっきりした形と相まって、季節を問わず清潔感のある着こなしに仕上がるのが魅力です。

茶系のラインを生かしたナチュラルな色合わせ

ブラウンのラインが入ったモデルは、そのまま同系色を服のどこかで拾うと統一感が出ます。全身を茶色で固める必要はなく、トップスや小物に少しだけ同じ色を混ぜるだけで、自然なまとまりが生まれます。

 

黒コーデにイエローでアクセント

全身黒のシンプルなコーデに、イエローのMEXICO 66を差し込むと足元だけバランスよく映えてくれます。主張はありつつも、細いシルエットのおかげでうるさくならないのが良いところ。重くなりがちな黒コーデに軽さを添える役割にもなります。

履き心地|軽快で“素足に近い”感覚

メキシコ66はミニマル設計ゆえ、インソールの厚みは控えめ。クッション性はあくまで必要十分で、厚底スニーカーのような強い反発や沈み込みはありません。

「長時間歩きたい」「とにかくクッション性が欲しい」という場合は、ハイテク系の方が向いています。

その一方で、地面との距離が近く、足の動きに素直に反応する軽快さはメキシコ66ならでは。見た目通りの軽さも相まって、“素足感覚”に近いナチュラルな履き心地が魅力です。スポーツシューズとして生まれた設計が、普段履きでも気持ちよく歩ける理由になっています。

▼ 購入ガイド|どこで買う?

メキシコ66は取り扱い店舗が多いので、買う場所さえ押さえておけば迷わず選べます。
定番カラーを探すときも、限定色を狙うときも、この4つをチェックしておくとスムーズです。

直営店:ラインナップが多く、カラーもサイズも揃いやすい。定番から限定までじっくり選びたい人に最適。

百貨店・大手セレクト:落ち着いた雰囲気で選べるのが魅力。店舗ごとに在庫が違うので、気になるカラーがある場合は事前確認を。

公式オンラインストア:最新カラーが入荷しやすく、サイズ表示も見やすい。返品・交換のルールが明確で使いやすい。

楽天・Amazonの正規取扱店:ポイントを使いたい人や、普段からネットショッピングが中心の人に向いています。

まとめ

細身でレトロなシルエット、豊富なカラー、軽やかな履き心地。メキシコ66は、どんなコーディネートでも自然に映える、頼れる定番スニーカーです。SDやスリッポンなどモデルの違いを理解して選べば、街歩きや毎日のコーディネートがもっと楽しくなります。

シンプルなのに確かな存在感。毎日のコーディネートに、ちょっとした特別感を添えてくれます。

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