【クロケット&ジョーンズ】ボストンのコーデやサイズ感、ボストン2との違いについて解説!!スエードモデルってどうなの??

【クロケット&ジョーンズ】ボストンのコーデやサイズ感、ボストン2との違いについて解説!!スエードモデルってどうなの??

クロケット&ジョーンズってどんなブランド?
ボストンのコーデやサイズ感などについて知りたい!!

このような方におすすめの記事です。

英国を代表する革靴ブランド「クロケット&ジョーンズ」の定番ローファー、ボストン。上品なシルエットでスーツからデニムまで幅広く合わせやすく、革靴好きからも長く支持されている名作です。

この記事では、そんなボストンの魅力やコーディネート例、気になるサイズ感、後継モデル「ボストン2」との違いまで詳しく解説。スエードモデルの特徴や選び方も紹介しています。

クロケット&ジョーンズ(Crockett & Jones)とは??

クロケット&ジョーンズ(Crockett & Jones)は、1879年にイギリス・ノーサンプトンで創業した老舗の靴メーカーです。高級靴の聖地ともいえるこの地で、140年以上にわたり品質にこだわったグッドイヤーウェルト製法の革靴を作り続けています。

英国靴らしい端正なシルエットと丁寧なつくりが特徴で、ビジネスからカジュアルまで幅広いラインナップを展開。ジョンロブやエドワードグリーンに比べるとやや控えめな存在ながら、コストパフォーマンスの高さと安定感あるフィット感で「長く付き合える革靴」として愛され続けています。

クロケット&ジョーンズ「ボストン」の魅力とは?──デザイン・ラスト・革質から見る名作ローファー

「ボストン」はクロケット&ジョーンズの中でも特に人気の高い定番ローファー。プレッピーやハリウッド黄金期を思わせるクラシックな雰囲気で、革靴好きから長く支持され続けています。ここではその魅力を、デザイン・ラスト・革質の3点からご紹介します。

デザインについて

「ボストン」は、クラシックなラウンドトゥのコインローファー。1950年代のアイビースタイルや1960年代の映画に登場するような、タイムレスな雰囲気が魅力です。装飾を抑えたミニマルなデザインは、カジュアルからジャケットスタイルまで幅広く対応。定番の中に上品さを備えた一足です。

ラストについて

採用されているのは、ローファー専用に設計されたラスト314。丸みのあるトゥと、甲から踵にかけてのしっかりとした立ち上がりが特徴で、フィット感はややゆったりめ。踵が抜けにくく、日本人の足型にも馴染みやすいバランスの良い木型です。

革質と経年変化について

「ボストン」は、上質なカーフ、スエード、グレインレザー、シェルコードバンなど多彩な素材で展開されています。どの素材も経年変化を楽しめるのが魅力で、履き込むほどに風合いが増し、自分だけの一足に育っていきます。ブラッシングやクリームでの定期的なお手入れが、革本来の艶やしなやかさを保ち、美しいエイジングにつながります。

クロケット&ジョーンズ「ボストン」をどう履く?大人の足元コーデ術。

クラシックなコインローファー「ボストン」は、クロケット&ジョーンズを代表する定番モデル。素材や色によって表情が変わるのはもちろん、合わせるパンツ次第で足元の印象もぐっと変わります。スラックスできれいめに振るのか、デニムでカジュアルに崩すのか。そのさじ加減で、「ボストン」が持つ上品さと抜け感のバランスが活きてきます。

スラックスと合わせた場合の足元

スラックスに「ボストン」を合わせると、靴の丸みや光沢が際立ち、ぐっとエレガントな印象に。カーフやコードバン素材なら、革の艶がスラックスの上質感と自然に溶け合います。足首まわりはソックスで遊ぶのがおすすめ。差し色を入れたり、上品な柄物でアクセントを効かせると、シンプルながらもセンスのある足元に仕上がります。ローファーらしい軽快さを活かすなら、丈はくるぶしが覗くくらいがベスト。

デニムと合わせた場合の足元

ボストンをデニムで履くと、カジュアルなパンツに大人っぽさが加わって、抜け感のある足元が完成します。特にスエード素材は、デニムの質感と自然に馴染み、軽快でこなれた印象に。ロールアップして素足や白ソックスを見せれば、よりラフな雰囲気に。反対に、濃紺デニムと艶のあるカーフやコードバンを合わせれば、都会的なスマートさも演出できます。

ボストンとボストン2の違いとは??

クロケット&ジョーンズの定番コインローファー「ボストン」には、実は2つのバリエーションがあるのをご存じでしょうか?
それぞれ異なるラスト(木型)を使用しており、見た目や履き心地に微妙な違いがあります。

ボストン

元祖「ボストン」に使われているのは、ローファー専用に開発されたラスト314。丸みのあるラウンドトゥと、立ち上がりのあるモカ縫いが特徴で、どこかクラシックな雰囲気を持っています。

1993年の登場以来、欧米で愛され続けてきたラストで、甲まわりと踵にゆとりがあるため、比較的ゆったりとした履き心地です。

ボストン2

一方、「ボストン2」は2015年に登場したラスト376を採用。ラスト314の丸みあるつま先はそのままに、踵のホールド感や甲のフィット感が向上しています。

特に日本人に多い“踵が小さく甲が低め”な足型に合いやすく、歩行時の前ズレや踵の浮きも抑えられるのがポイントです。

パッと見では見分けがつきにくい「ボストン」と「ボストン2」ですが、履き比べてみるとその違いは明確。特に「ローファーは踵が抜けやすい」と感じている人には、「ボストン2」のフィット感がしっくりくるはずです。

ボストンのサイズ感とは??

UKサイズ 日本サイズ(cm)
UK5 23.5cm
UK5.5 24cm
UK6 24.5cm
UK6.5 25cm
UK7 25.5cm
UK7.5 26cm
UK8 26.5cm
UK8.5 27cm
UK9 27.5cm
UK9.5 28cm
UK10 28.5cm
UK10.5 29cm
UK11 29.5cm

普段スニーカーで27.0cmを履いている自分は、UK8でジャストでした。ややタイトめのフィット感ですが、甲の収まりも良く、歩行中のズレも少なく感じます。

つま先には適度なゆとりがあり、踵のフィットも安定しています。特にボストン2はラスト376を採用しているため、甲から踵にかけてしっかりホールドされる印象。細身〜標準的な足型の方にはちょうど良いバランス感だと思います。

あくまで参考値ですが、スニーカー基準でサイズを選ぶ場合は、同じサイズかハーフサイズ下が目安になることが多いです。

ボストンのスエードモデルってどうなの?

ローファーの定番として知られるクロケット&ジョーンズの「ボストン」ですが、スエード素材になることで雰囲気が一変します。カーフのようなカッチリ感よりも、柔らかく抜け感のある印象に仕上がるのが特徴です。

見た目の柔らかさに加えて、履き心地も柔らか。足当たりが優しく、履き始めから馴染みが早いのもスエードならでは。春夏は素足で、秋冬はウールソックスで――といった季節の幅も広く、1足あるとローテーションの要になります。

ジャケパンやスラックスと合わせると程よくカジュアルダウンでき、デニムやミリタリーパンツなら品のあるバランスに。革靴特有の堅さを和らげつつ、大人の上品さはしっかり残してくれるモデルです。

まとめ

履くだけでスタイルが決まる、クロケット&ジョーンズの「ボストン」。定番のカーフはもちろん、スエードや「ボストン2」など選択肢が広がったことで、より自分の足とスタイルに合った1足を見つけやすくなっています。サイズ感やラストの違いをおさえておけば、フィット感の悩みもグッと減りますよ。

ぜひ自分のワードローブに合うボストンを見つけて、足元からスタイルアップしてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました